上の「ね・が・い」という作品は絵が8割ぐらい完成した辺りでパミスというメディウムを使い絵に深みと複雑さを出すためにマチエールづくりをしました。
色々なマチエールを実際に作った画像と解説が特集してあります。↓↓↓↓↓
「マチエール特集」
マチエールとは
・材料、材質、素材を意味し意識的に強調する事で作り出された絵肌の事。
・材料、材質、素材を使い表現された美術的効果、材質・質感的な効果のこと。
マチエール豆知識
その昔、油絵具がまだ手作りだった頃、メチエ(名人)と呼ばれる人だけが均一で滑らかな絵の具を作り出すことが出来たといわれて言われていました
予備知識
マチエールとテクスチャーの違いがごっちゃになってしまう事があるんですが簡単に言うと、
ある物質(マチエール)を使い表現された質感がテクスチャーなのです。
例に挙げると「アクリルや油絵、水彩などのマチエールを使い、重そうな鉄のテクスチャーが良く表現されている。」という感じです。
ある物質(マチエール)を使い表現された質感がテクスチャーなのです。
例に挙げると「アクリルや油絵、水彩などのマチエールを使い、重そうな鉄のテクスチャーが良く表現されている。」という感じです。
上の画面のザラ付いている部分は
アクリル板を削り出てきたカスを絵の具に混ぜて
着色し、大杉の老木の感じを出そうとしました。
アクリル板を削り出てきたカスを絵の具に混ぜて
着色し、大杉の老木の感じを出そうとしました。
今回は色々な物を使いマチエールを作ってみたと思います。
マチエールの作り方
ここでは、押し当てると言う事にポイントを置いてみました。
白いボードの上に色を塗り
色が乾く前に各それぞれの道具を画面に押し当てて
マチエールを作ってみました。
以上の物は色を一色で作業しているので、
画面に深みが感じられないとおもいますが
ここにある物はただ単にこれを使えばこんな風なマチエールを得ることが出来るというイメージ作りに役立ててください。
画面に深みが感じられないとおもいますが
ここにある物はただ単にこれを使えばこんな風なマチエールを得ることが出来るというイメージ作りに役立ててください。
和人
マチエールに興味があるのならマチエール特集の記事を読んでみてや
「マチエール特集」
「マチエール特集」
ちょっと複雑な物に挑戦
上の画像はスカンブリングの時にテストでやってみたものなんですが、
これを使いマチエールを作ってみます。
上の画像は右半分にだけどれだけの違いが出るのかを確認するために、
グロスメディウムを塗ってみました。そしてメディウムが乾いたら
上からホルべイン製のモデリングペースト・パミスをマダラになるように塗ります。
下地が見えるように塗る事で
メディウムが見えて艶部分と
パミスのマットのギャップが面白いと思います。
グロスメディウムを塗ってみました。そしてメディウムが乾いたら
上からホルべイン製のモデリングペースト・パミスをマダラになるように塗ります。
下地が見えるように塗る事で
メディウムが見えて艶部分と
パミスのマットのギャップが面白いと思います。
そして画面全体にウルトラマリンブルーを薄く塗る事で、
パミスの部分が面白い雰囲気を出してくれます。
マチエールを作るというのは結構大変な作業だと思います。
でも仕上がりイメージを格段に良くしてくれる魔法のテクニックの一つかもしれない。
人の目は理解できない事に魅力を感じるものですから
より深いマチエールづくりにチャレンジするのも良いかも!
より深いマチエールづくりにチャレンジするのも良いかも!
だからしっかりとじっくりと、楽しんでマチエールづくりに取り組んでください。
こちらの記事では僕自身がいずれ自分の絵の中にマチエールをしっかりと効果的に使うための勉強として9つのゲルやメディウムを実際に使ってみてマチエール作りに役立出せるための記事を書いています。
是非読んであなたのアクリル画の画力向上に役立てて下さい。
マチエールの効果と魅力
・マチエールを付けることで
表現したい思いの一部がより一層、見る者に伝わり易くなる。
表現したい思いの一部がより一層、見る者に伝わり易くなる。
・インパクトを持ち見る者の心に残り易い。
・絵自体に深みが出る
マチエールをして分かった事
・マチエールをする事で大きな印象を与えるため、
絵の仕上がりイメージをしっかりと持ちマチエールをを考えなければ
絵の印象とずれてしまう事になる事も有る。
絵の仕上がりイメージをしっかりと持ちマチエールをを考えなければ
絵の印象とずれてしまう事になる事も有る。
・アクリル絵の具の場合絵の具が早く乾く傾向があるので
乾きを遅くするメディウムや道具を全てしっかり用意してからはじめよう。
乾きを遅くするメディウムや道具を全てしっかり用意してからはじめよう。
・本番前にしっかりとテストをしてから作業をしよう。
では以上でマチエールに関しての記事を終わります。
あなた自身で色々と試してみて楽しんでください。
あなた自身で色々と試してみて楽しんでください。
和人
15のテクニック集
- スグラフィート
- スカンブリング
- グレージング
- ステンシル
- ブレンディング
- ドライブラシ
- マチエールの作り方
- コラージュ
- ドリッピング
- スパッタリング
- スクレイピング
- ハッチング(クロスハッチング)
- ブロック・イン技法
- 有色下地を使う
- マスキングをする方法
以上の15のテクニックについて説明していますが、さらに全てのテクニックを同じモチーフ(賀茂なす)を使い「実践版」でお見せしています。
↓実践版「マチエール」
『【実践】カンタン・楽しいアクリル画技法』もぜひ併せてそれぞれのテクニックを見比べて下さい。
では最後まで本当にありがとう!
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください
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