最近ではラインコラージュっていうものもあるらしいし
ひょっとしてあなたはもう知ってたりして。
コラージュとは
現代絵画表現の一つで本来は「糊で張り付ける」という意味合いを持っているのです。
コラージュには木片、糸くず、紙、新聞紙、釘や布など制約など無く気の赴くままに画面に張り付けていく事でこの世に一つだけのあなただけの作品を作り上げていくことが出来る。
1912年にピカソやブラックが絵の画面上に様々な物を張り付けたのが「コラージュ」の始まりだそうです。
そしてコラージュは20世紀美術技法最大の発見といわれています。
コラージュの効果と魅力
・コラージュの魅力は、統一性のない切り抜きや自由な物質を画面に張り付ける事で様々な色が色彩豊かに響き合い、お互いの色や物質が画面の中で調和するところに面白さがあると思う。
・雑誌などから色となる物、つまり切り抜きを画面に貼るので、描く事ではありえない表現が画面の中に現れる。
・画面に切り抜きを貼っていくなかで、いつしか自分の中に貼って行くことで画面を構成したい、もっといい切り抜きは無い物かと探してしまう自分がいるのに気づき、「あー自分はこんな事も好きなんだ」とやっぱり「何かを作る、表現するって面白い」と気づかされました。
・コラージュは文字だけじゃなく様々な性質(枯葉、金属、布)の物を自由に組み合わせて創り出すことが出来きます。
コラージュの作り方、やり方
今の時代はコラージュアプリや写真コラージュなどで簡単にコラージュの作品を作り出すことが出来るようですが、僕は実際に雑誌から切り抜きコラージュをしてみたいと思います。
まずはコラージュをする時の道具なんですが
・ピンセット
・スチィックノリ
・デザインカッター(はさみ)
・ゴムボード(デザインカッターの為)
・雑誌
・雑誌の切り抜きを入れておく入れ物
今回、僕がコラージュしてみようと思ったものは、夏目漱石です。
夏目漱石・コラージュ開始
支持体のボードに軽くスケッチをして
どんなイメージの色にするのかを決めてから、
雑誌の中から手当たり次第に必要な色の画像を切り抜いて行きます。
・大体の色を分けておけば、貼って行くときに便利。
絵の具の顔料と違い混色などが無い為
あまり深く考えないで、軽い気持ちで貼って行きましょう。
画面の中でグラデェーションしなければいけない場所があるのなら
あらかじめ数種類の色を用意しておき、グラデェーション付近で用意した色を組み合わせて配置して離れてみた時にグラデーション出来て入れば成功です。
思ったよりも時間が掛かり大変だったけど、
思った以上に楽しかった。
コラージュをして分かった事
・コラージュして分かった事は思った通りに切りにくいのではさみよりデザインカッターを、お勧めします。
・思った以上に楽しい
・雑誌の切り抜きだけじゃなく実物の釘や布などなんでも思いのままに貼り付ける事がコラージュの楽しさ。
・絵の具では決して表す事の出来ない雰囲気が出せる。
コラージュの色々な世界
・コラージュ川柳
新聞や雑誌などから切り取った単語を5・7・5で並べる
・コラージュ療法
コラージュする事で今現在製作者が心に惹かれる、絵や写真や文字などを台紙に貼り付けする事で、作者の深層にある「自己理解」「理想の自分像」など内的世界を表現し内面の開放や感情の排泄、心の変容を表現する事で体感し自分自身の内なるものに気づく事ができる。
・人が景色に溶け込んだ!?驚愕のコラージュアート
・コラージュアプリ
好きな写真を自分好みに組み合わせることで、自由にコラージュ出来る事で簡単お手軽にコラージュ写真が出来上がるアプリ。
あなた自身で色々と試してみて楽しんでください。
では最後まで本当にありがとう!
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください
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