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必見!アクリル画テクニック集15「ブレンディング」

こんにちは今回は、
アクリル絵の具のテクニック集として15のテクニック
5番目の「ブレンディング」のテクニックを習得したいと思います。

 


ブレンディングとは

GOCHA
 この技法はネーミングからしてなんとなくわかるな!
和人
そうやな一応説明するとブレンディングってパレットの上ではなく、絵を描いている画面上で
ある特定の色と別の色を合わし色を溶け合わせる事で第三の色をグラデェーションを利かして画面の上で作りだす技法の事やねん。

 ブレンディングのやり方・方法

下の画像はイエローとブルーを
横2センチ縦8センチの幅でブレンディング
の用意をしたものなんです

作業する時は
・着色力の強い方の絵の具を先に画面に着色します。
この場合はブルーの方が着色力が強い。
 

着色力関連記事
絵の具の知って得する混色の技!!

・着色力の弱い方の絵の具イエローを筆に付けて着色します。

・着色力の弱い方の絵の具が付いた筆を塗りながらもう片方の色まで左右に塗伸ばしていきます。

・ブルーと混色をそのままします。
・混色したまま下に少しづつ下に戻しながら塗って行きます。

この時筆先の上側はブルーで
下側はイエローになっているのでそのまま向きを変えないで
塗って行きます。

 

・そのままイエローとブルーの間を
素早く往復しながら色を整えます。

GOCHA
 そやでーチンタラしてたらすぐ乾くねんで !

 


 

・ここで一通りのブレンディングが終わりました。
・ここでブルーをもっと利かしたいなら
別の筆でブルーからもう一度ブレンディングします。
試しに今回はイエローをも少し強めてみました。
汚れていない筆でイエローの部分に筆を置き
今までと同じように筆を左右に動かしていきます。

 

そして下の画像なんですがこれはテストだから両サイド何も描かれていないから良いんですけど、
色が塗られている場合はマスキングテープを使いましょう。

 

ブレンディングとメディウム

ブレンディングを広い範囲でする際には
どうするのか?
ちょっと簡単に試してみました。
最初に何も足さない状態の物で
横幅7センチ縦10センチで試してみました。

 

幅が大きい分、手の動きが追い付かず乾くのが早いので
この大きさでもかなり早くしなければ
ブレンディングしている所は層が薄いので乾いて来ます。
絵の具の層の厚い所はまだ終わっても濡れていました。

 

次にグロスメディウムを足してみました。

グロスメディウムを足した分少しやり易かったけど、
ブレンディングしている所は層が薄くなると
すぐに乾いて来て焦ってしまった。
でもツヤもでるし透明感も少しは出ていました。
もっとメディウムを足せばよかったかも?。
この時は絵の具の量と同じくらいで作業をしました。

 

次はグラデェーションメディウム
を足してみました。

やっぱり乾き時間が遅い分、絵の具が濡れた状態なのでやり易いです。

ここで僕的にちょっと気になっていた事がありまして
ブレンディングの仕上がりの色にもっと綺麗な色が出ないものかと考えていまして、
上の画像でグロスメディウムを加えてブレンディングした物がありますよね!。
これの上からさらに2度塗り(グレージング)を施し、
そしてまたまた更にグロスメディウムを加えて3度目のグレージングをしてみました。
それが下の画像です。

和人
 悲しいぐらい写真の撮り方がへたなのか!
和人
 実物はもっと色に深みが出ていて艶も綺麗に出ているんです―

でもきめが細かくなったのは伝わっていますよね!ね!

 

次の画像はグラデェーションメディウムを足すと良いのは分かったので
筆の違いはどうなのかを簡単なんですが検証してみました。
使用した筆はファンという筆です。

関連記事「大丈夫?その筆選び!パート1
やっぱり筆先が開いて大きい分早く出来るので、
広い面には向いています。

 

円形のブレンディング

ここでは円形のブレンディングってどんなんなんだろう!?
って事でやってみました。

 

・順番は同じようにブルーからイエロー

イエローの付いた筆のまま周りにブレンディングして行きます。
これは丸筆を使ってやってみました。

和人
ドンドンドンドン進めて行きます。

 

和人
 ドンドンドンドン進めて行きましたがこれは無理かも!?

 

ここでこのやり方に無理を感じたので
急きょやり方を変更しました。


 
刷毛を使う事にしました。

円形は筆では凄くやりにくかった。刷毛で色の移り変わり部分を最初に大きい刷毛を使い、微調整を小さい刷毛でやりました。
初めての事なので僕のやり方が悪いのか
凄く焦りましたが、何とか出来ました。

この時にやりぬくかったのが小さな刷毛でもそのまま刷毛の向きを変えずにやるとブルーに向いている位置が有る時イエローに当たってしまうので、常に刷毛についている色の位置を意識して進めて行きました。

 

・ブレンディング効果・魅力

僕自身慣れてなかったので戸惑う部分もあり、これが正しいブレンディングの方法なのか戸惑っていますが、15全てのテクニックの説明が終われば実践をやってみるつもりなのでその時に又何か新しい事が発見出来れば良いなと思います。

・その上で効果と魅力を語るのなら
狭い範囲でなら順番や着色力の事を理解していれば
簡単に綺麗なグラデェーションが出来る。
・パレット上で混色するよりも一手間省けるのでなれれば早く作業が終わる。

 

僕がブレンディングして気付いた事

・広い範囲の時はグラデェーションメディウムを足すのが良いと思いますが、
大きいサイズのときは時はそのサイズに合わせて筆も大きい物を使いましょう。

・グロスメディウム(艶出し・艶無し)を必要におおじて使い分ける。

・グラデェーションメディウムを作業がやり易い。

・狭い範囲なら平筆かアングルの筆を選ぶ。

・必要に応じてマスキングをする。

・特に狭い範囲や円形のブレンディングの場合は刷毛と筆を使い分ける。

 

ブレンディング豆知識
ブレンディングは水彩画のように淡く優しい表現にも、そして油絵やアクリル画のような表現にもどちらにも向いている。
ただしアクリル絵の具でブレンディングをする時は素早くしなければいけないので予め準備を整えておきましょう。
そうか乾く前に作業が終わる狭い範囲でブレンディングをしましょう

 

以上でブレンディングについては終わります。

 

15のテクニック集
  1. スグラフィート
  2. スカンブリング
  3. グレージング
  4. ステンシル
  5. ブレンディング
  6. ドライブラシ
  7. マチエールの作り方
  8. コラージュ
  9. ドリッピング
  10. スパッタリング
  11. スクレイピング
  12. ハッチング(クロスハッチング)
  13. ブロック・イン技法
  14. 有色下地を使う
  15. マスキングをする方法

以上の15のテクニックについて説明していますが、さらに全てのテクニックを同じモチーフ(賀茂なす)を使い「実践版」でお見せしています。

↓実践版「ブレンディング」

【実践】カンタン・楽しいアクリル画技法』もぜひ併せてそれぞれのテクニックを見比べて下さい。

 

最後まで読んでくれてありがとう。


では最後にまたまた
絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。

コメント

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  15. […] グに関して色々な方法と豆知識を記事にしています。 きっとブレンディングに関して役立つと断言できるのでぜひ見て下さい。 「必見!アクリル画テクニック集15「ブレンディング」 […]

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