海の中では綺麗なグリーン、乾燥するとあんなに黒くなってしまう昆布なんですがなぜ海の中で出汁が出ないか知っていますか?
旨み成分であるグルタミン酸は、コンブが死んで、細胞膜が壊れないと外に流れ出ないため。
ちなみに、取れる量は昆布と比べて少ないが、海苔でも昆布と同じようにダシを取る事ができます
こんにちは!
今回は、自分の枠を超えて!(技術の継承) PART4
の続きで
・画面上の両サイドのクローバーの描き方
について記事にしていきたいと思います。
ここではクローバーの雰囲気のある描き方の
練習なので下地の背景の色は
問題ではないのでこの位にしておきます。
このクローバーの着色で使う色は
イエローオキサイド
パーマネントグリーン
ニュートラルグレー7
フタロブル―(イエロシェード)
ブラック
以上の色を使うのですが
これと全く同じ色がなかっても近い色で全然いいです
塗り方だけなので。
色を塗って行くときに気を付けるポイントは
色の濃さの違いです。
画像を見てもらうと4つの色の濃さの
段階に分かれています。
だいたいなんですけど。
4番目の色の濃さには真っ黒に近い色を使っています
(葉っぱと葉っぱの隙間の暗い部分の事です)
1番明るい色はパーマネントグリーンに
少しのフタロブル―とニュートラルグレーを使っています。
そこで最初に塗る色は周りの背景に
自然に溶け込んで行かなければいけないので
トーンで言うと上から3番目辺りの色の濃さを
狙っていけば良いと思います。
花びらの下地のようなものです。
影を付けることで色の差をカバー出来てる部分もあるから。
背景の暗い部分より少し明るければいけるで。
画像で言うと上のB のラインから外に向かいフェードアウトして行くように塗っていきます。
だいたいです。
そしてAのラインがクローバーの最終ラインでここでクローバーの色が
背景に消えるように塗り広げて行きます。
実際に塗ってみます。
まずは画面全体に霧吹きで水を良く引きます。
無かったら出来るだけ大きな筆でやると楽にできるので。
水の量は結構適当です、立てても流れて来ないぐらいかな?。
では下の画像を見てください
1回目はこれぐらいで上のイラスト画像の
Aのライン辺りが
背景にとけこんで綺麗にフェードアウト
しているので良いかと思います。
僕もまだはっきりと分かって無いけど、水の量が多いと
結構絵の具を置いても乾いたら、え!って思うくらい絵の具が
パミスに染み込んで色が残っていません。
どうもいつも絵の具を1度に多く載せるのが嫌で
(多めの絵の具を載せてツヤが出るのが嫌)
数回に分けて塗っています。
いよいよ花びらを着色
3番目の階層のトーンが大体濡れたら
4番目の色の階層、つまり花びらと花びらの
隙間の1番暗い黒に近い色を塗って行きたいところなんやけど
いきなり花びらの形を取るのはなかなか難しいので。花びらの位置取りのヒントになるように
2層目あたりの少し明るめの色を適当に花びらの形のようにホンマに適当に色を置いていきます
ホンマに適当でいいです。どうせその色の上から4層目の濃い影となる色を置くので何とかなります。
ここから上から2番目の色の濃さ
の花びらを刷毛を使って描きます。
(別に刷毛じゃなかっても筆で全然いいです。)
上に出ているリアルなクローバーの画像を
少し参考にしながら大体の感じで
キャンバスに載せていきます。
だいたいと言うのは、少々形が取れていなくても
自然界の物やし、しかもこれから後で
縁取り的な事もするんで
ここではあまり気にしなくても良いです。
3つ葉のクローバーを意識し
隙間も作りながら描いていって下さい
ここで注意しなければいけないのが
Bライン付近に来る葉っぱは擦り込みブラシなどでボカシて行かなければいけません。
花びらを描いてはボカシ、描いてはボカシで塗っていきます。
真上から穂先全体を使いトントンと
たたくようにして背景になじませていきます。
下の画像のタイプでもボカシに使えます。
大丈夫?その筆選び!パート2で書かせてもらっているけど毛先の悪くなってしまったこんな筆でも、こんな時に役に立つので1本ぐらいは残しておいても良いと思います。
どんどん上から2番目に来るクローバーを描いていきます。描きこんでいる時に色の濃さの違いが出てしまっても、そのまま違いを後で利用できるので大丈夫です。
これが上から2番目の色の濃さの大雑把な仕上げです。
次に上から4番目に濃い色、
つまり黒に近い色で葉っぱと葉っぱの隙間を描きつつ上から3番目に濃い色の葉っぱを浮き上がらせていきます。
葉っぱと葉っぱの隙間を
3つ葉のクローバーを意識し
イメージして描いていきます。
こんな感じになりました。
ではここから1番目立つクローバーを描いていきます
影を入れる時も影のラインを
引き延ばすようにしてグラデーションを付けます。
光をの角度を意識して
明るくするところと暗く陰になる所を描き込んでいきます。
この絵の場合左上からの光を意識しています。
影や光のイメージを塗って行くときには
あらかじめその部分に水を塗っておきボカシやすくしておきます。
影や光をつける時は葉脈の向きに合わせて描き込んでください。
1番上の明るいクローバーには少し
葉っぱに動きを持たせたいので
他とは違う形にして
光がはっきりと感じられるようにして
ポイントを作ります。
そしてさらに描き込んでいきます
光に当たっている部分は細筆で水は少し含む程度でここもラインを引いたら
ラインに沿って引き伸ばしグラデーションを意識します。
さあそろそろ完成に近づいてきました
ここから1枚1枚に模様を描き込んでいきます
この模様もはっきりさせ過ぎないようにするために
描き込んだら少しボカスように
出来れば他の細筆で軽トントンとたたくようにして
ボカシてください。
ようやく完成なんですが、もっとリアルに描く事も
当然アリなんですが
あくまでも太一とハナが主なので
雰囲気が伝われば充分です。
肩痛いちょっと揉んで!
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