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魅力的な風景画の7つの条件

和人
今回は僕の個人的な意見満載の
魅力的な風景画の7つの条件について書いていきたいと思います。

省略すべきところはさりげなく省略されている

和人
 くどいようですが!! あくまで個人的な意見ですからね!
GOCHA
 良いから早くさりげなく説明して

省略すべきところ・・と言うのは
画面全体をきちっと描き切るよりは
ボカシたり、テクスチャーで分かりにくくする
とかして謎的な部分を残す。

人でも全てをさらけ出した人よりかは
謎がありそうな人の方が魅力的ですよね。

和人
 僕の個人的な意見では、そういう女性の方が魅力を感じます。
GOCHA
 お前のそんな個人的な意見はどーでもいい

つまりその絵で表現したい事にあまり左右しない物なら
上手くボカス事により
他の場面が生きてくると言う事になると思います。

適切なコントラストで描かれている

「雨の歩ルフィーノ」

この方は風景画家と言う訳では無いですが
個人的に僕が絵を描くきっかけを貰い
昔から絵を描く時に参考にさせて貰っている人で
笹倉鉄平と言うすごく大好きな画家さんです。

この上の絵を見てもらっても分かるように
しっかりとしたコントラストが手前の人物に効いていて
画面が引き締まって見え
遠近感もしっかりついています。

この絵を初めて見た時、
一瞬で好きになり、
もうかれこれ20年ぐらいになるけど
今でも全然好きな絵の1枚です。

飽きない

これもとても大事なことだと思います
斬新さなんて僕はいらない、
何時になっても変わらずに良い絵が描きたい

 

「あんたにはもう飽きた」

「へ!」

「なんで?」って

人間関係でこんな事があったら
それはもう破局です。

GOCHA
どしてん お前なんか悩んでんのか?
悩んでても俺には言うなよ
和人
  やかましわ!!

自分の絵をいつまでも飽きずに
ずーっと身近に置いていて欲しい。

そばに無いと「なんか寂しい」って
思ってもらえるような絵が描きたい。

出来れば100年、200年ぐらい時代が変わっても
圧倒的な画力を身に着けて
そんな風景画を何時かは描きたい。

画面全体の配色のトーンを合わせている

この人は牧野環(MAKINO TAMAKI)という日本画の方です。

この絵を見てもらっても分かると思いますが全体的に
同じような配色をされています。

そのおかげで「霧の朝」を良く表した
落ち着いた画面構成になっていると思います。

もしもこの画面に緑や黄色が散りばめられていたら
こんな落ち着いた画面にならずに
中央の「巣箱」に目線が行きにくくなり
伝えたかった事も薄れてしまったと思います。

整いすぎていない

笹倉鉄平作品_ボーデン湖からライン河へ

笹倉鉄平作品_ボーデン湖からライン河へ

この絵を見てもらえば
木々の高さや距離、家並み、ボートの位置
どれもしっかりと考えて揃わ無いようにされています。

どれもが微妙にずらしてあることで
違和感を出来るだけ排除されています

ただ逆に不自然にも移りますよね
だってすべての物が偶然ずれてあるなんて!!

ただこれは絵なので
わざわざ揃えて不自然さを描く必要もないかと思います。

表現したかった物が見る側に伝わっている

映画を観終わった人がすれ違いざまに
『あの映画何が言いたかったのかよう分からん!!』

なんて言うてたらその映画をだれも見たいなんて思わないやんね

それと同じで一枚の絵を見て
見る側に何も訴えて来ないような絵は
描き手側の力不足だといわれても仕方がないと思う。

でもそれは作者の意図がバッチリと分からないといけないとかって事では無いですよ。

そんなん描き手も見る側も大変

絵なんて見る側の人が自由に想像したらいいんだと思うから。

GOCHA
 じゃーどういう事なん?
和人
 簡単に言うと、絵の中に僕はここが好き、私はここが凄く好きだとかそんなんで良いと思う。

人の感覚なんて人それぞれ何やし
好き嫌いも人それぞれだから。

もう1枚紹介したい絵があるんですが
画像が用意できませんでした。

本当にすいません

その画家さんはスタジオジブリで有名な男鹿和雄(美術)さんです。

僕が見たその絵は
映画の一場面だとは思うけど

朝もやの中、手前には菜の花のような植物が生えていていました。

手前全体に黄色い草花がはっきりとした描き方で表現され
奥に行くに従い徐々に周りの色に染まりながらぼかされて行きます。

その先にほっとするような朝日がこちらを照らし出そうとしている。

見ていたらなんか希望が出てきそうで元気が出る
そんな絵でした。
だから僕は好きです。

これは僕の意見であって、他にまた違う意見があっても当然。

ただ見る側の人が何も感じないような絵は描きたくない。

小さく縮小しても印象が変わらない

これは単純に
何かの雑誌の切れ端で小さく載っていた
絵の写真を見た瞬間に「あ!!」
って思う事があったりする。

これって僕個人的には凄い事だと思ってしまう。

だって5センチ四方のちっさい画像でもその絵が
見る側に何かを伝えたかったのが伝わって来たんだから。

縮小されてもパワーがあったって事やしね。

以上が僕が思うあくまでも個人的な意見の
魅力的な風景画の7つの条件について書いてみました。

僕個人的にはこれからも
もっともっと努力を楽しみながら
いつかは誰かにとって圧倒的な風景画を描いて行きたいと強く思います。

もし良ければ「構図を武器にしよう!」も併せて読んでみて下さい。
魅力的な構図作りを勉強した結果を載せています。

でわこれからも楽しんで努力をしましょう。

最後まで読んでくれてありがとう。

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