今回はアクリル絵の具で「にじみ」を出す方法①の続きです
前回の内容を簡単に説明させてもらうと
前回アクリル絵の具で上の「目標イメージ水彩画像」
である水彩画のような表現がしたいと言う事で
下地作りに取り掛かりました
画像上から順番に
・パミス
・パミス+ファインパミスゲル
・パミス+ファインパミスゲル+胡粉ジェッソ
の3パターンでどれが一番滲みの表現が良いのかを
試してみたところ
一番下の
・パミス+ファインパミスゲル+胡粉ジェッソが
一番いい滲み加減だったんですよねー
そこでひょっとして胡粉ジェッソを加えた事で
絵の具の滲みによる広がりが大きくなったので
胡粉ジェッソだけでも良い結果が出るんちゃうんって
所までいったんです。
結構簡単に結果出るんちゃうんって思ってしまった
自分が恥ずかしい
前回の結果
ただこの胡粉ジェッソが結構無くなりかけの古い物だったので
水分が抜けて硬くなりかけていたんでそれが悪かったんだと思うんですよね。
もう一度確認
そこでもう一度確認するために
硬くなっていた物と新しい胡粉ジェッソを
使って両方試してみました。
が!
どっちも同じような結果でイマイチでした
めちゃ残念!
で
今度は違うパターンで試してみる事にします。
別パターンテスト
僕のイメージでは、胡粉ジェッソ+パミス
の方が良い感じです。
これはどちらも胡粉ジェッソの量を相手の2倍多く入れています。
上から色を加える
下の画像は胡粉ジェッソだけの状態で、さらに同じ色を足して
新たにイエローを足してみました。
もうわけわからん状態になってしまった。
これも同じくもうグダグダ。
これがまだましなんですよね
パミス+胡粉ジェッソ
のパターンがまだ綺麗に見えます。
配合の調整
もう少し滲みの先の広がりを毛のように細くなり過ぎないように胡粉ジェッソの量を調整してみる。
1.パミス(1)+胡粉ジェッソ(1)
2.パミス(1)+胡粉ジェッソ(2)
3.パミス(1)+胡粉ジェッソ(3)
4.パミス(1)+胡粉ジェッソ(4)
( )内はそれぞれの配分の比率
まずは水と絵の具の配分を1:1で下地にも全く水を含ませずに塗ってみる。
これは4つのパターンの集合写真
不思議とほとんど差が変わらない
この画像は?
写真を撮り終える時間があったのち
筆に水を含ませて少し伸ばしてみた画像。
上から配分1.2.3.4.の順です。
今度は下地に水分を十分に含ませて
塗ってみました。
正直なあーんも変わらない
不思議だ!
とは言え、4倍の配合の奴と1倍の青色の濃さを比べると
胡粉ジェッソ4倍にした奴が絵の具の広がりが弱い分少し濃いのかな?
(右下)でもその程度しかない。
まだ頑張らねば!
まだまだ試行錯誤
次は胡粉ジェッソを一気に約8倍に増やし
パミス(1)+胡粉ジェッソ(8)
の配合で合わせてみました。
上の画像は中心のラインより下が紙やすりで滑らかにしています。
上段、下段共に画面に水分を含ませてから
絵の具を置いています。
・丸い形をしているのが絵の具をポンと置いた状態。
・太いラインが水を含んだ筆でラインを引いた状態。
・細いラインが水無しでラインを引いた状態。
目標はこれ
とにかくまだ色々と試してみたいので
今回はこの辺にしておきます。
最後まで読んでくれてありがとう。
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を見てください。
コメント
[…] に関しての記事を書いて行きます 「アクリル絵の具の秘密ー2」 「アクリル絵の具の秘密ー3」 […]
[…] と言う事で今回はここまでにします。 続きはアクリル絵の具で水彩画風の「にじみ」を出す方法②でお会いしましょう! […]
[…] に関しての記事を書いて行きます 「アクリル絵の具の秘密ー2」 「アクリル絵の具の秘密ー3」 […]