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凄いぞアクリル画のメディウム(ザラついた質感) PART 2

こんにちはー和人でーす!!

前回のパート1の記事では
メディウムを使いだしたキッカケや
モデリングペースト・パミスによって
劇的に質感力をアップさせた
内容を解説しましたが

凄いぞアクリル画のメディウム (ザラついた質感)PART 1

それ以外にも
地塗り剤のメディウムを持っているので
それぞれの特徴を書いていくので
あなたに合うメディウムを
選んで欲しいです。

 

1.モデリングペースト・パミス(サンディー)

ではそれぞれの特徴を書いていきます。

モデリングペースト パミス

この画像はなんなん?!

この上の3本の横線は
・上段は絵の具だけで線を引いた状態。
・中段は水を多めに含んだ絵の具で線を引いた状態。
・下段は水を含まずに線を引いたラインの下側を
水を含んだ筆で1回だけなぞった時の状態です。

以下の画像も同じパターンです。

 

・このモデリングペースト・パミスに関しては
凄いぞアクリル画のメディウム(ザラついた質感)part 1』
でも書いていますが
荒い砂目のテクスチャ―が出来、
重みのある質感を得ることが出来る。

 

・乾燥後には彫刻刀やナイフで削る事が可能になり
レリーフ表現が可能です。

 

・乾燥後着色すると、灰色の砂目の影響で
グレーの色が効いた落ち着いた画面になります。

 

2.コースパミスゲル

コースパミスゲル

・画像を見て貰えれば分かるように非常に粗い粒子で、
しっかりと伸ばさないと
下の支持体や色が隙間から見えます。

水を多く含んだ筆でもあまり
滲みは少ないようです。
わざと下の層を見えるように
塗るのも味が出ます

 

しっかりと塗り伸ばす時は
絵画用ペインチィングナイフ
がお勧めです。

自分はバターナイフも使っています。
乾いたら艶消しの硬い膜ができ
耐水性と耐光性が得られますよ!。

3.胡紛ジェッソ

胡紛ジェッソ(硬練)

・胡粉(貝殻)入りの下地剤で
通常のジェッソより粒子が粗く
胡粉特有の質感と白色が特徴です。

乾くと表面はマット状で
アクリル絵の具をのせると少し滲みが出ます。

これを買ったときはもっと期待してたけど
思っていたより滲みが少なかった。

・絵の具のホワイトとしても使うことが出来ますが、
白としてのインパクトが欲しいときには
弱さを感じます。

画面では分かりにくいと思いますが
中段の水を多く含んだ場合、
縁取りがわずかに出来ています。

 

4.ファインパミスゲル

ファインパミスゲル

・細かいザラザラとした質感が有り
きめの細かい質感のテクスチャーができます。

1番目のラインを見ると他よりもしっかりと
絵の具がのっています。

・このメディウムは水を多く含んだ
場合縁取りが胡粉ジェッソより
さらにきつくなります。

5.アブソーベントプライマー

アブソーベントプライマー (品切れの可能性あり)

・吸い込みの良い(浸透性のある)下地を作るメディウム
水を多く含んだ状態でも
均等にムラ無く色が乗っているのが分かります。

この画像では分かりにくいようですが
胡粉ジェッソよりも
白のインパクトが有ります。

・ファインパミスゲルよりも
きめがさらに細かいようで、
そのおかげでムラの少ない
画面が作れるんだなと思います。

 

・そしてこのメディウムは他とは違い
水を多く含んだ状態でも
縁取りが出来ずに非常に均一
に塗れるアクリル画の凄いメディウムです。

 

色々なメディウムが有るのは分かったけど、全部試したりしてたらキャンバスが何ぼでもいるやん!

 

下地作りや作品作りも制作の中で色々とテスト的に試すことをすると思うけど、本番の作品の中でテストってなかな勇気がいると思う、そんな時は画材屋さんに6、8号辺りの小さめの木枠と木枠のサイズに合わせたロール状になっている生地が売っているので自分でホッチキスで貼れば、気軽にテストが出来て節約できる。ホッチキスは大き目の方が針がしっかりしていて生地や木に入りやすいです。
他にはテストなのでキャンパスボードにメディウムを塗ってもいいな。
こっちの方が手間も省ける。

 

和人
 3種類のゲルを使って、色々と試しています。ぜひ見てくださいね。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ゲルの検証③ファインパミス・コースパミス・エクストラコースパミス

ゲルの検証④ファインパミス・コースパミス・エクストラコースパミス

ゲルの検証⑤ファインパミス・コースパミス・エクストラコースパミス

 

最後まで読んでくれてありがとう。

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コメント

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