今回はアクリル絵の具の使い方と、水彩画風のにじみの出し方について記事にしていきたいと思います。
アクリル絵の具の使い方
- 水で溶いて使う
・水彩絵具と同じですね。 - 絵の具チューブのキャップは中身が乾かないうちに蓋をしっかりとする
・油断していると、カンカンに乾きもう使えません。 - パレットに絵の具を出す時も出来るだけ
その日に使い切れるだけの量を出して使う。
・時々霧吹きで水分補充をしてやる。 - どうしても使い切る事の出来なかった
絵の具をパレットのまま保存しておきたい時は、
密封して保存しておく。
その方法は
「自分の画材道具を紹介」でも紹介させて貰っていますが
今はその時に紹介させて貰った保存の仕方をさらに進化させています。
その説明は後でさせて貰います。(*1) - 絵の具の付いたままの筆はそのままにしておくとすぐにカンカンに乾いてしまうので
バケツに着けておくか、洗ってしまっておく方が良い。
もしもうっかり乾いてしまいカンカンになってしまった場合は
ぬるま湯に1,2時間漬けておきその後、石鹸とお湯で洗えば何とか綺麗に落とせます
それと
「大丈夫?その筆選び!パート 2」こちらのサイトで
作業中の筆の保管の仕方に関して説明しているので良ければ覗いてみて下さい、
きっと役に立つと思います。
(*1)の説明です
僕は普段100均で売っている直径10センチの小皿を
メインのパレットとして使っています。
そのパレットとのフタの画像なんですが。
これは要らなくなった中身の入っている
CDケースにウェットティッシュを巻きつけてテープで固定し
その上からラっプを巻いています。
こうすることでCDケースと小皿に隙間が無くなり
フタをする前に霧吹きで水分を与えてやって置けば2,3日は持ちます。
もしもパレットに絵の具を残したまま放置してカンカンになってしまったら
小皿に水を絵の具が十分につかる状態でふたをして1,2時間放置しておき、
その後要らない歯ブラシなどでこすれば綺麗に取れます。
以上ここまでがアクリル絵の具の使い方でした。
次は、アクリル絵の具を活かす技法ですね。
ここからはアクリル絵の具を使い水彩風に仕上げるやり方を模索していきたいと思っています。
まずは下地をどうするのかということから始めたいと思います。
その前になぜ水彩画風に仕上げたいのか?
それは今まで絵を描いている最中などに偶然、
水彩画風の表現になったりする事がありました
その度に
「お!良いやん。」と
水彩画も良いよなーと思っててん 。
思っていたけど、思っていただけで
何故かそれを活かそうとして来なかった
理由は自分でもあまり良く分からない
でもここで考えた!。
自分の感覚が「良いやん!」と思ったのなら
やっぱりやるべきなんじゃないかなと!
アクリル絵の具なら
工夫次第で水彩画風にも油絵風にも
描けるんだから
やってみる価値はある!
だから次の作品には絶対に今までブログを通して
勉強してきた事と
今から勉強する
「目標イメージ画像」
である水彩画のような表現がしたいと
水彩画風の表現とアクリル画の表現を
取り入れた作品に仕上げたい。
これで満足できる表現が出来たら
これはまさにアクリル絵の具の秘密的テクニックだと思う。
そして水彩画風に仕上げるには
水彩画特有のウォッシュやウェットインウェット等の
テクニックが使えなくてはいけないので下地作りが重要になってくる。
幸い僕は普段から滲みやすいパミスというモデリングペーストを使っているので何とか出来るんじゃないかと思っています。
このパミスに関しては『凄いぞメディウムpart 1』でも書いています。
このパミスの特徴は
・滲みやすい。
・そのまま使える。
・乾燥する前なら簡単に筋などを入れることができ、
自分好みのテクスチャーが表現できる。
・乾燥した後でも彫刻刀等で掘ることが出来る。
等が簡単なパミスの特徴です。
では次の画像を見てください
縦に三つに分かれているのが分かりますか。
上から順番に
・パミス
・パミス+ファインパミスゲルを混ぜたもの
・パミス+ファインパミスゲル
+胡粉ジェッソを混ぜたもの
の三種類で最初は試してみます。
中央の線から左側は紙やすりで滑らかにしています
左から
・パミス
・ファインパミスゲル
(質感のあるざらざらのテクスチャー)
・胡粉ジェッソ
(古来から日本画材料として使われている貝殻の入った胡粉)
『凄いぞメディウムpart 2』でも書いていますので
良かったら覗いてくださいね。
僕の希望としては一番下が上手く行って欲しいんですよねー。
何故かって言うと単純に色が一番白いから。
パミスもファインパミスゲルも灰色系なんで、
出来ればやっぱり水彩画用の紙のように白い方が良いもんなー
では早速試してみます。
・上から順に
パミスサンディー
↓
ファインパミスゲル
↓
胡粉ジェッソ
一番下の一番望んでた奴が良い結果が出ました。
一番滲みが出ていた!
でもなんで一番下が希望してたん?
水彩画特有の白い部分を塗り残すってやつが他の2パターンでは出来ないから!
胡粉ジェッソだけで良いんちゃうん?
と言う事で胡粉ジェッソだけで試してみました。
でもしゃーないやん。また次の手考えよーや!
と言う事で今回はここまでにします。
続きはアクリル絵の具で水彩画風の「にじみ」を出す方法②でお会いしましょう!
最後まで読んでくれてありがとう
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では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を見てください。
コメント
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