こんにちは今回は、
アクリル絵の具のテクニック集として15のテクニックの
4番目の「ステンシル」について修得していきまーす。
ステンシルとは
ステンシルで使う道具とは
ステンシルで使う道具は初歩的な物ならそのほとんどが100均で揃えることが出来ますよ。
簡単にすぐに試してみたいという人にはあとはインク類があれば出来ます。
そして自作で型を作りオリジナルで世の中に一点しかない物で楽しみたいという貴方には細かい細工に適しているデザインカッターも100均にあるようなのであなた次第ですね。
それとカッターを使う時に下に敷いておく工作マットも100均にあるようですね。
上のダイソーにある物の写真にも写っていますが、
ステンシル用スポンジともっといろいろなスポンジがあっても面白いと思います。
こんなスポンジも使う場所によってカッターで切り抜いたりして面白い模様を作り出してくれますよ。
それで草むらなどを描いたりする時もあります。
以上が簡単に手に入るステンシルの道具です。
ステンシルのやり方・方法
型を作りそこにステンシルをして行くんですが、
マスキングで型を作るか、
自作でステンシルシートや
下敷きのような物、厚手の紙等に型を取った後、
スポンジや刷毛など様々な物で着色していく。
スポンジの目によって表情は様々に変わるのでこれと決めないで、表現の雰囲気で使うものを決める。
では実際にやってみたいと思います。
まずはボードに色をブルーからグリーンにグラデーションを着色した物を適当に用意しました。
上の画像は100均で買ってきたステンシルシートをのせている状態です。
ステンシルシートが動かないように黄色い紙テープを張っています。
そしてスポンジを4種類用意し実際にやってみました。
スポンジは左から
・刷毛
・きめの細かいスポンジ
・車の洗車などに使うきめの粗いスポンジ
・100均で買ったステンシル用スポンジ
絵の具は白を使い、スポンジに水を多くつけ過ぎないように絵の具を付けて
トントンとたたきながら作業を進める。
着色し終わればゆっくりとシートをはがす。
これはA4のシートにステンシルを施したんですが
おそらくこの結果は文字の幅が狭くてスポンジの違いが出にくかったんだと思います。
次にやるのなら丁寧に絵の具の量を確認しながら着色していきたいと思います。
ステンシルの魅力
型さえあれば
・簡単にポップな印象を持たす事が可能
・筆を使うよりも手軽に綺麗な形をとることが出来る
・シートの向きを変えて着色した所にグレーズも簡単にできる
・透明のシートを使えば厚紙より周りの色、雰囲気を確認しながら着色できる
・筆で描くには難しい形や綺麗なライン等でも型を綺麗に取れれば何回でも同じものが描ける。
スポンジ等を使えば筆跡を残さずに描ける
・空に浮かぶ月や太陽などもクッキリ描きたい時もステンシルなら簡単にできるし、着色後シートをはがしすぐに輪郭をスポンジでトントンたたくようにすればぼかす事も出来る。
下の桜の絵は僕の十年以上前の作品なんですが、
右上の桜は筆で描くには、桜の花びらのラインや花びらの中心部の色の濃い部分のグラデーションを上手く筆で着色する自信が以前にはなかったので、肩を切り抜きエアーガンで着色をしました。
上の画像の黒丸はそれぞれが違う型紙を作り
色分けをしてエアーガンで吹き付けました。
下の画像は一部分なんですが
その当時の型やスケッチが残っていたので持って来ました。
まずは頭の中のイメージをスケッチにします。
この時点で実物大です。
この下の画像はスケッチをトレーシングペーパー
に移したものです。
そして厚紙にトレースをして
デザインカッターで切りとります。
その後着色なんですが、花びらの一枚一枚で切り抜き
同じ色だけをエアーガンで着色をするので
違う色のパーツの部分はその切りとった花びらの部分をはめ直し
色が付かないようにして着色しました。
そしてこの時は厚紙に型を取ったんですが、
出来るだけ透明のシートに型を取った方が良い。
なぜなら、周りの絵の位置や色などを確認できるのと
エアーガンで吹き付けたりスポンジで着色した場合に
次の色の着色時に位置がずれていないかの確認がしやすい。
100均でプラ版っていうのが有るので
一回使ってみて下さい。
ステンシルの注意点は?
・水分が多いと型の内側に色が滲みやすいので、どちらかというと少なめで良いと思います。
・できればシートは厚紙より透明のシートを使った方が周りの状況が見えて、やり易いです。
以上でステンシルについては終わります。
- スグラフィート
- スカンブリング
- グレージング
- ステンシル
- ブレンディング
- ドライブラシ
- マチエールの作り方
- コラージュ
- ドリッピング
- スパッタリング
- スクレイピング
- ハッチング(クロスハッチング)
- ブロック・イン技法
- 有色下地を使う
- マスキングをする方法
以上の15のテクニックについて説明していますが、さらに全てのテクニックを同じモチーフ(賀茂なす)を使い「実践版」でお見せしています。
↓実践版「ステンシル」
『【実践】カンタン・楽しいアクリル画技法』もぜひ併せてそれぞれのテクニックを見比べて下さい。
最後まで読んでくれてありがとう。
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください
コメント
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[…] ・まず上のようにスケッチを起こしました。 この時ステンシルで勉強した事をここでも再利用したいと思います。 つまりスケッチを描き起こす紙は型枠として利用できるように、そこ […]
[…] をします。 この方が綺麗に簡単に形のラインが描けるので、 断然楽ちんですしこれがステンシルの魅力の一つだと思っています。 「必見!アクリル画テクニック集15「ステンシル」」 […]