コラージュって絵の世界の話だけじゃなくて、夢を叶えるためのイメージ作りの一環として使ったり、人の心の病を治す為の一環として用いたりしているようです。
だから他の絵画のテクニックとはまた違った一面がありめちゃ興味深い画力向上テクニックです。
コラージュのやり方・進め方
今回のコラージュ作りに使う道具の紹介
道具に関しては「必見コラージュ」と同じです。
・ピンセット
・スチィックノリ(マスキングインクでも可)
・デザインカッター(はさみ)
・ゴムボード(デザインカッターを使う為)
・雑誌(切り抜きよう)
・雑誌の切り抜きを入れておく入れ物(色別に集める為)
イメージを簡単にスケッチする
・まずは仕上がりイメージをスケッチしてみました。
・今はまだないけど、後でもっと京都っぽいイメージの物を張り付けるつもりです。
背景の下地を作ってみよう
・背景のブルー系の色を、適当に3種類ほど画面に投げつけて行きます。
(夏の爽やかさをイメージして色を選びました。)
ここからいよいよコラージュ
・「賀茂なす」が布の上に乗っているように見せるために
布の形に遠近感の出る形にして、接着剤にはグロスメディウムを塗りつけて接着します。
・京都のイメージではないけど面白そうな浮世絵の画像があったので、
貼り付けます。
トレーシングペーパーを使ってみよう
・トレーシングペーパーは細かい形の所や正確な輪郭が必要な所で力を発揮します。
・雑誌の画像に輪郭をトレースして絵の中にはめ込んでいきます。
・こんな感じでどんどん切り抜き貼って行きます。
細かい部分はマスキングインクで!
スティックのりは使いにくいので、
ただマスキングインクは使い易いけど、
時として必要以上に出てくる場合があるので注意がいる。
・調べて見たらこんなのもありました
探し物を発見
・やっと見つけたいかにも京都らしい画像
舞妓さんと清水の五重塔を見つけることに成功。
影部分をボカスしてみよう
・影部分のボカシ方は
がんばってグラデーションの画像を見つけるのみ。
画像があれば、あとは丁寧に貼るだけのなので、
次の画像を見て下さい。
文字を入れてみよう
・この文字を茄子のコラージュの上に入れてみようと思います。
・材料は靴ひものような物を使いました。
・まず文字の形にしておいておく。
・マスキングインクで「京」と書いたら用意しておいた
カットした紐をマスキングインクの上に置いていく。
・だいたいこんな感じになります。
・字の跳ねたようになっているのは元の紐の曲がっていた部分を使っています。
・そしてこれが完成品です。
コラージュのパワー
・コラージュ療法っていうのがあるんですが、これは自分が気になった雑誌の切れ端をいくつも集め一枚の紙に貼りつけることにより、今自分が気になっている事を目にすることで「自己理解」を深めるきっかけになったりするようです。
・もう一つは「夢の実現」という、なりたい自分の目標を明確に形にすることでよりイメージしやすくして夢の引き寄せに力を与える役割もあるみたいです。
・うつ病克服にも役立つらしいです。
言葉には出しずらい思いも雑誌の中から切り抜いて貼るという事ならハードルを少し下げることが出来る。
そしてその人が表現する作品から今の現状をカウンセラーも自分自身も理解しやすい。
和人がコラージュの楽しさと気付いた事
雑誌から色々なイラストや色の分別をして行く
作業も頭の中で仕上がって行くのが分かり、
ワクワクするので もうその段階から楽しい!
作品の「賀茂なす」がそうなんですが
大胆にコラージュ本来の楽しみ方が出来ずに、
なんか切り絵見たいになってしまう一面があって悲しい思いをした。
どれだけの良い切り抜きが集められるかが作品の成功を決める!・メディウムや絵の具を一緒に使うと
もっと画面に深みや面白味が出る。・切り絵を集める段階もまた面白いんだけど、
コラージュの作業中にだんだんと形が出来上がって行く時に
絵の具とは全然違った雰囲気で仕上がって行くのが
又楽しい。
以上で「実践コラージュ」は終了とします。
以上の12のテクニックについて、全て同じモチーフ(加茂なす)を使って説明しています。
『【必見】アクリル画・テクニック集』もぜひ併せて参考にしてみてください。
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。
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