ワークショップの告知をしまーす。
ワークショップを開催します

この夏たった3時間で満足感のある1枚の絵と感動できるワクワクアート体験をしませんか!

詳しくはこちら

構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1

あなたは絵を描く時に構図にどれくらいの重みを置いていますか?

正直、ぼくは構図は武器になるし
魅力的な画面を作りたいなら
構図を抜きにしてはありえないと思っています。

 

だから人を引く付ける
絵を描くために
改めてもう一度考えてみました
良かったら参考にしてください

・構図とは

では構図っていったいなんなんやろう!
なんで考えなければいけないのかって事なんですが

美術用語辞典に載っていた事をまとめると

構図とは制作者が意図した伝えたい物を、形の組み合わせにより画面の中に効果的に配置された物となっていました。

僕、個人的には

 

絵の製作者が絵を見てくれる誰かに
向かって、伝えたい思いを届ける
大切な武器(道具)
の一つ

なんだと思っています。

・構図を考える

風景画編

下の画像を絵だとして見てください
・大自然の青空の中を
気持ちよさそうに飛び回る
カモメの絵に見えますか?

・この画像で伝わるのは
気持ちよさそうに飛んでるカモメだと言う
事は伝わりますが、
大自然の中っていう事は
伝わりにくいですよね。

大自然の中ならもっとカモメを小さく描き、
大きな空が伝わるように何か対象物を
入れた方が伝わると思うもんね。

そのうえで、大きなカモメも
描き入れるといいと思います。
ここまで大きいカモメはあかんけどね!

 

人物を複数入れた風景に動きを与える方法

・下の画像では何が問題か気づきますか!?

この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_8032-1.jpg です

特に大きな問題ではないんですが
画面の手前にもこちらに向かって
歩いてくる人物を入れた方が
画面に動きと遠近感が生まれますね!

画面の中のラインに注意!!

・ラインを入れるときの注意点
この画像には alt 属性が指定されておらず、ファイル名は IMG_8030-1-293x400-1.jpg です

・上の画像の中には複数の横のラインが
入っていますね!
・どのラインも並行に入ってしまうと画面的に面白みが無くなってしまうので遠近感もなくなってしまっています。

 

しっかりと見てくれる人に送り届ける

・絵というものがプレゼントだと
考えてみて下さい

・プレゼントが凄く良いものだったとしても
そのプレゼントに合わない箱で!
そのプレゼントに合わない包装紙で!
そのプレゼントに合わないリボンで!

送られてきたとしたら
きっと残念に思いますよね。

 

・絵も一緒で、いくら技術があっても
伝え方の一つの構図が悪かったら
伝わる物も伝わらなかったりするよって事です。

 

伝えたい物があるんだから
絵もやっぱり僕やあなたの思いにふさわしい構図で
描いてあげるべきなんだと改めて思います。

GOCHA
でも絵という物は見る側が自由に受け止めれば良いのではないのですか?
和人
確かにそうなんですが、それなら最初からそのつもりで描くべきなんだと思います。
和人
最初っから好きに見てっていう絵に心を込められるんかなー

僕の絵の場合、風景の中に人物に登場してもらう事が多い訳なんですが
この場合、風景と人物両方がどちらも大事になる事が良く有ります。

魅力的な絵画の構図を創る為に、その風景の中でその人物が何を思い何を考えてそこにいるのかを考えて絵の中身を創って行きます。
だから両方大事なんです。

 

人の視線をつかむ!!

例えば下の絵を見てください

「落日の刻」 2014年作

この絵は夏の終わりを告げようとしているある浜辺の一場面なんですが
「お腹の大きなお母さんが子供たちが帰ろーって言うまで子供たちを見守りながら、大きな夕陽と入道雲を眺めているワンシーンでレトリバーがお腹の子に何やら話しかけています。」

この絵の構図を考える時に
大きな入道雲と
それを見つめるお腹の大きなお母さんが僕の頭の中で
大事なポイントで
そしてその空間を取り巻く凄く穏やかな時間を
この絵の中に閉じ込めたかったんです。

そこで「視線を誘導する3つの方法」でも書きましたが
人の視線は左上から右下に流れていく癖があるのを利用して
画像の線を見てもらえれば分かるように
左上のカモメをポイントに右側にもまた同じくカモメを配置して視線が下に円を描くように流れて左下の草で母親に視線が行くようにしたつもりなんですがどうですか?。

以上が「構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り①」として書きました。

次はもっと写真や絵画の世界で基本となる
三角構図や三分割法について勉強した事を記事にしてみます。

そして次回の作品にはここで勉強した事等を
上手く応用して魅力的な作品にしたいと思います。

最後までありがとうございました。


では最後にまたまた
絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を見てください

あ!でも良く考えたらデッサンは毎日でも記事の投稿は毎日は出来てないので画像が溜まって行ってしまうのでここで今までの全部を出してしまう事にします。
まだ全然変化が見られないので恥ずかしいのですが一応頑張ってますよと言う事で。

ここで10日間デッサンをしてみて気付いたことは
画像があってその画像の比率のままスケッチブックに写し取る作業が非常に遅いと言う事

スケッチブックに正しい大きさ、角度に写し取るのに時間が掛かり過ぎているので、
正しいラインで早く描き写せる能力を身に着けなければ10分で一人を書き上げるには無理があるようです。

でもがんばります。

コメント

  1. […] 前回の記事「構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1」では何の為に 構図を考えるのかという事を記事にしましたが 今回は実際に役に立つ知識として僕自身 次の作品から ぜ […]

  2. […] 構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1 […]

  3. […] 構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1 […]

  4. […] もし良ければ「構図を武器にしよう!」も併せて読んでみて下さい。 魅力的な構図作りを勉強した結果を載せています。 […]

  5. […] 構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1 […]

タイトルとURLをコピーしました