必読！アクリル画のマチエール作りのプロを目指して！

「負けるもんか」　中沢和人の作品集より

ついにアクリル画のマチエール作りに特化した記事を書ける時が来た
イヤー長かったけど、それなりに色々試して
多少の知識はついた。

MACHA

 やっとやな和人オジちゃん！

ウチも楽しみにしてるねんで！

和人

 おーマチャ久しぶりやな、げんきか？。

楽しみにしててや、でもすぐに良いのが出来るとは思ってないから、参考にする気持ちで見ててな!

とにかくこれからの自分の絵に
アクリル画に合うマチエールが
必要だと判断したので、時間が掛かってでも自分の物にしたい。

だけどすぐにマチエール作りを

極められるなんて思っていない。

時間もかかるだろう。

でも楽しみながら力をつけて行きたい。

僕は今までアクリル画のマチエールについての記事を何個か書いていた。

そして上の記事とは別に色々なメディウムを
使う事でマチエールの幅を広げたいと思い
「ゲル・メディウムの検証シリーズ」を始めた。
（ゲル・メディウム特集の中の下の方に有ります。）

このゲル・メディウムの検証シリーズは
僕が持っている数十種類のメディウムを
マチエールを意識しながら実際に試して使ってみたので

後々役に立つ情報だと断言できる。

MACHA

 オッチャン凄い自信やな！ マチエール・プロやん！

和人

 そうやな！それだけの事を試してきたからな、後はそれをこの先どう変化させて行けるかの創造性が大事なんやと思う。

ではここから本題なんだけど

今回の記事はもう一度、自分がなぜマチエールを使いたいと思うのか、その考えをまとめてしっかりとした方向性を示した上で進むための記事にしたいと思っている。

・マチエールとは何か！？

美術作品の分野において作品の表面に見える材質、材料、素材を示すフランス語。
絵肌の質感を表す場合にも使われる。

時に画面の中の主となるモチーフよりも存在感のあるマチエールを見る事がある。

・なぜマチエールに拘るのか！？

なぜ僕がマチエールに拘るのかと言うと、
これから先、自分がどんな風にマチエールを表現できていくのかははっきりとは分からないけど、僕はもっとマチエールを独立しているけど、画面全体の中で共鳴したものとして存在させたいと思っている。

MACHA

なんやそれ分かりにくい。
ひょっとしてお子様ランチのオムライスに立ててある旗みたいな役割か？。
周りとは異質な食べられない物やけど、それがある事で楽しくなる気持ちが増えて有るのと無いのとでは、見た目にも気持ち的にも全然違った印象になるみたいな！！

和人

 せやな大体そんなとこやな！、さすがゴチャの姪やな言う事が似てる！

MACHA

和人オジちゃんそれいるか！いらんやろ。

絵の中のモチーフや画面全体から見る人に伝えたい想いを
より一層ダイレクトに伝えてくれるんじゃないかと思っている。
そのためにマチエールを効果的に使って行きたい。

・マチエールをどう活かしていくのか！？

僕が作りたいアクリル画に合うマチエールの活かし方は
時に荒々しく、時に弱々しく表現する事で、
モチーフの持つ存在感と
マチエールの持つ存在感がともに引き立てあうようにしたい。

MACHA

なるほどどちらかが欠けてもアカン。どちらかが欠けると表現が半減するけど、上手く合わさればメチャ良くなるってことやんな、和人オジちゃん！！

そしてモチーフからある特定の強い思いを感じて欲しい時などにも
マチエールを使いたい。

色々なパターンが出来るとは思うけど、
マチエールを強く表現する所と
弱く表現するところを存在させてモチーフの思いを代弁してくれるような
見せ方をしたい。

最後まで読んでくれてありがとう