いよいよ今回からアクリル画の為の
色々なマチエール作りの実践に入っていきます。
と言う事でいきなりですが
今回目指すマチエールは「柔らかい」
見た目に凄く柔らかいマチエールを目指します
下の記事では「賀茂ナス」を使いマチエール作りにチャレンジしています。
良かったらチェックして
[実践]カンタン・楽しいアクリル画技法「マチエール・作り方」
下の記事では色々な道具を使いマチエール作りをしています。
併せて見てな
下の画像を見て下さい
最初はこの配分で色と下地の構成の基礎を作りました。
バターナイフを使い全体的に良く混ぜ支持体に塗って行きます。
2つのマチエール作り
ここで二つのパターンを作ります。
・レギュラーゲル(グロス)と絵の具にサンドマチエールを混ぜ込んだ物。
・レギュラーゲル(グロス)と絵の具を混ぜただけの物。
レギュラーゲル(グロス)にサンドマチエールを
加える事で細かいディテールを表現しアクセントを付ける。
レギュラーゲル(グロス)と絵の具の顔料だけ
の物で滑らかな画面を作りたかったが
初めての本格的なマチエール作りで要領があまり分かっていなくて難しかった。
ホワイトで色の階層を作る
・下の色が乾いたら
ホワイトを加えて明るいトーンの階層を作って塗って行く。
・こちらもやっている作業は同じ
・さらにホワイトを加えて明るくしたいとこなんだけど
ホワイトの顔料がもったいないのと、
サンドマチエールの粒々の細かいディテールが要らない所はモデリングペースト(ハード)で盛り上げて消していく。
そしてもう一つの目的はモデリングペースト(ハード)を加えてホワイトの代役も担って貰います。
モデリングペーストに関しては
・外観の見た目の違いなどを画像を使い分かりやすく説明
楽!!ゲル・メディウムの検証⑥モデリングペーストを使い分かった事
・モデリングペーストの上から絵の具を着色
・モデリングペーストに絵の具を混ぜ込んで使ってみた
楽!!ゲル・メディウムの検証⑥-2モデリングペーストを使い分かった事
・こちらも同じ要領で作業を進める
ここから向きを逆さにして作業を進めて行く
・どちらもやりたい事は何と無く分かるけど
中々難しい。
とにかくこのまま進めてみる。
・最後にホワイトの顔料をここでは
使って明るい色を利かしてみた。
以上で完成なんですが
正直今回のマチエール作りは、もう一度
「柔」をテーマにやり直します。
ただその前に今回の試作をもとに
「柔らかいマチエール」作りが出来なかった原因を
「まとめ」として描きだしたので
あなたのこれからの「良きマチエール作り」の参考にしてください。
初めてのマチエールまとめ
目指した柔らかいマチエールにならなかった要因
下の層が乾いてから上の色の薄い層を重ねた事でグラデーションが表現できていなかったのが硬い印象になった。
・選んだ色のチョイスも悪く、もう少し柔らかい別の色も加えて楽しめばよかった。
・モデリングペーストを使うのは良いけど、レギュラーゲルも加えてもっと透明感を出すべきだった。
最後まで読んでくれてありがとう
今回の検証はアクリル画の画力向上に
直接は役に立たない結果になってしまったけど、
知識も大事な事なのでこれはこれでよかったと思う。
以前、テレビで大物演歌歌手の
石川さゆりさんの歌に対しての
自分自身の姿勢の様な事を話されていて
「やっぱりそうなんやー」って思う事があったので一言だけ
「歌詞の中の登場人物の血液型や仕草、持ち物までイメージして歌っています。」
やっぱりそこまでする事によって感情移入が出来
歌の歌詞の中に自分自身が入って行けるんだなーと思いました。
ー和人ー
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。
コメント