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キャンバスに絵を落とし込んでいく方法

僕は時々人から、こんな質問を受けることが有る

  1. どういう風に絵が頭に思い浮かぶのか

  2. なぜノスタルジックな絵を描くのか

  3. 何処から絵を創っていくのか

これらの質問に対して自分が常に思う事は
自分には絵を描く技術はたいしてないと思っているが
ただ絵のイメージを作り上げていくことや
世の中や頭の中のイメージの何処を切りとり絵にするのかということに関してはセンスが有る方だと珍しく自分で思う。

そこで僕が着色に至るまでの工程を書いてみたいと思います。

1.どういう風に絵が頭に思い浮かぶのか

これはどこかの天才の人みたいに、
「メロディーが天から降りてきてそこから一気に
曲を書き上げます」とか、

「描きたい事が上から降りてきて
自分が描くのではなく何かに描かされているようだ」とか
こういう事って有名な小説家や作曲家、
芸術家のある一部の人達には有るのかもしれないけど
普通の人間の自分にはそんな羨ましい事、全然無い無い。

貴方は無い物が多すぎますよ!
和人
でたな

自分の場合は記憶と記憶が結びつき
一つの絵になるパターンとか

例えば何処かで見かけた気になる風景と

これまたどこかで見かけた気になる
人物の立ち姿や子供たちの後ろ姿だったりが
リンクして描きたい絵の断片が
出来るというパターンや

そうか何処かで見つけた
雑誌や新聞の中の画像の色が凄く気になり
それを切りとって置いたりした物同士が
リンクして絵が思いつき、
急いでそのイメージをスケッチに起こして置き、
そこから時間をかけて肉付けして
一枚のスケッチを完成させる。

ここでのスケッチを完成させるって言うのは
下の「3」でまた書きます。

2.なぜノスタルジックな絵を描くのか

ノスタルジーとは何だろう
「過ぎ去った時代を懐かしむこと」らしい

う~ん、じゃあ自分の描きたかった絵の印象が
ちゃんとその人には伝わったんだと思うと嬉しく思う。

昔懐かしい風景と今を生きている人達が
共存している世界を描き、
多くの人や、
自分が忘れそうになっている世界を
忘れないようにしたいから
描きたくなるのかもしれない。

俺にはそんな感覚は無いぞ、なんでやー

和人
お前、人ちゃうやん、はよ気付きや!

3.何処から絵を創っていくのか

1つ目とよく似た質問なんだけども
1つ目でスケッチの大まかな断片が閃いたら
そこからどんどん肉付けしていきます

例えば有る印象的な色の記憶と
新聞や雑誌の中で見つけた印象的な形をした雲が
リンクした場合で
頭の中で2つが合わさったことでより
一層印象的な空のイメージが出来たりする

そこから自分の描きたいテーマの一つである
ノスタルジーに合う地上の景色は何が良いのか、

この印象的な空の下で過ごす人達は
どんな人が誰と時間を共有しているのかと思い、
イメージを膨らませてどんどん肉付けして行く。

この辺の絵を描く時間もまた楽しい。

正直この3つの作業が絵を仕上げるまでで
一番楽しいのかもしれない

だって体の中心から
ワクワク感が出てくるのが分かるから。

頭の中であるイメージの断片が閃いたら、

スケッチが取れる環境にあれば、スケッチを取り、
その閃いた時の心の中のイメージを
出来るだけ詳しく掘り起し文章にしておこう。
「なぜ、閃いた瞬間に良いと思えたのか、
閃いた瞬間、薄いけれど他に何か残像がなかったか?」等々

このタイミングで俺の中でやる気スイッチがめちゃ入る

そしてここからが一枚の絵が仕上がるまでで
最初のやる気スイッチが入るタイミングやねん

もうここからが面白いくて、面白くて
「あー絵を描いててよかった―」

って思える。

以上が僕が普段着色までに行う工程です。

最後まで読んでくれてありがとう

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