ワークショップの告知をしまーす。
ワークショップを開催します

この夏たった3時間で満足感のある1枚の絵と感動できるワクワクアート体験をしませんか!

詳しくはこちら

わかりやすく解説!【フレスコ画】②

こんにちは。

前回、わかりやすく解説!【フレスコ画】その① では、
フレスコ画とはどんな技法なのか、を解説しました。

今回はその続きで、フレスコ画の制作手順などを解説していきます。

フラ・アンジェリコ『受胎告知』/サン・マルコ美術館(イタリア)

フレスコ画にチャレンジしてみよう

①漆喰を作ります。

②パネルに木枠をつけ、漆喰を塗っていきます。

漆喰が乾き切らない内に絵を描いてしまわなければならないので、
壁に描く場合や大きい作品の場合は、
1日で描く事のできる面積を決め、その分の量だけの漆喰を塗ります。

③表面を指で触って、水分が出てこなくなったら描き始めましょう。
(温度湿度にもよりますが、約1時間くらいかな?)

④下絵をトレースします。

下絵の輪郭にそって線香で穴をたくさんあけ、
それを漆喰の上にのせます。
そして穴から顔料をタンポで擦り込んで写し取ります。

⑤着色していきます。

先ほどのトレースの顔料は水をのせると、溶けて着色されますね。

透明水彩のような塗り方をします。
梅皿に顔料を水で薄く薄く溶いて、たっぷりの水分の絵の具で
色を重ねるように描いていきます。

⑥アクセントに、やや濃いめに溶いた絵の具で、
輪郭線を描いたり、ハッチングで影を入れたりします。

⑦完全に乾くまで数日おいておきます。
その後は何もしなくても、表面に炭酸カルシウムが結晶化し、
顔料はしっかりと定着します。

⑧完成!

あの有名な珍事件の絵画もフレスコ画だった

2012年に世界中を騒がせた、
絵画の珍事件を覚えているでしょうか。

・・・
・・

スペイン北東部のある村の話です。

1930年代に、最晩年のサラゴサの伝統画家エリアス・ガルシア・マルティネスは、
良く休養のため、この地を訪れていました。
その縁で、そこの教会の柱に絵を描き寄贈しました。

「ボルハの『この人を見よ』」

いばらの冠をかぶったイエス・キリストの絵です。
その絵こそがフレスコ画だったのです。

それから約80年後の2012年8月。

肖像画はすっかり傷み、表面が割れてボロボロになっていました。
教会に修復するお金が無く、
画家の子孫たちが修復費用の寄付を申し出るなど
水面下で事が進んでいる中、事件が起きたのです。

その教会へ通っていた、ある信心深い80歳のおばあさん。

「こんなボロボロのキリスト様じゃかわいそう・・」

自称画家のこのおばあさん、勝手に自分で修復し始めてしまったのです。

和人
 結果さらに可哀そうになってしまうんですよねー

そして修復後の絵がこれだ!

GOCHA
 これアカン奴やん!

どこかの島に生息している珍しい猿やん!

和人
 さすがのキリストもこれには「イエス」とは言えんな!

「えーわたしー誰―」って顔したはる。

GOCHA
 高須クリニックならまだ何とかなりそうやけど!

おばあさんによると、まだ修復の途中段階らしい。

和人
 そーいうレベルの話じゃないな、生き物の種類が変わってしまってるもん!「イエス高須!」やん!

当然、マルティネスの孫は「作品をめちゃくちゃにされた」と落胆。

このニュースが修復後の絵のおかしさとともに、
世界中に発信され、話題になりました。

最後まで読んでくれて、ありがとう!

もしもあなたが頑張っているのに結果が出なかったり、
色々な事でつまずいているのなら、
僕の好きな気に入っている言葉を聞いて!「夜明け前が一番暗くて、寒い!」そう!今はまだ夜が明ける一歩手前で
一番暗く、寒い状況かもしれないな!
俺はそう思う事で頑張っています。
あなたも諦めずに楽しんでな。

サイトマップ


では最後にまたまた
絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください

コメント

タイトルとURLをコピーしました