こんにちは!
ルーブル美術館のアートショッピングに向けての作品作りが忙しくてなかなか記事を更新できていませんが
テストに関しての記事を書いてみました。
テストって人によっては
「テストなんて要るの?」
「アクリル絵の具は上塗りもし易いし
もし間違っても塗り変えたらいいしテストなんて要らんやん!」
みたいに言ってくれる人もいるけど
俺みたいに慎重でビビりな奴は
「本番よりも小さい大きさで色や構図、表現方法」など
テストで確認して安心してからでないと勧められへん
からいつも部分的やけど色や表現方法などのテストに余念がないです。
それでは今回の記事はルーブル美術館に向けた作品作りのテストのメリットや
得た知識そして
「え!」
ってなったテストのやり方等を簡単に紹介しますね!
テストの大切な目的
・失敗覚悟で遊び心を持ち、楽しみながら新しい事にチャレンジする事!。
・簡単に言うと本番ではないので失敗しても良いからこれは良いんじゃないって事は全部試しその中から良かった物を本番に使う。
・本番ではないので身構える事無く感性を発揮して本気で挑もう、そしてテストだからと手を抜くくらいならテストなんてしない方が良いだろう!。テストこそ本気でチャレンジしよう。
(本番でも同じことが出来る様に動画や画像やメモを残しておこう。)
ルーブルスケッチ完成後のテストの様子
このスケッチが完成してからもまだどんな印象が一番合うのかイメージが湧いていなかったのでとにかくいろんなパターンのテストを1カ月半以上繰り返しました。
そしてそのテストの中で今まで知らなかった新しい表現方法を身に着けたのでここでそのテストたちの一部分をごく簡単ではあるけど紹介したいと思います。
水彩風の雲の表現
・これはある特定の赤味の色を雲の形に水多目で塗り
絵の具が乾く前に
その赤味より少し暗めの色のアクリル絵の具と赤系の水彩絵の具で
雲の陰を描くように絵の具を置くように着色してみました。
絵の具が乾く前に水多目の着色なので雲の中で滲みが発生して
アクリル絵の具だけの時とはまた違った印象になりました。
画面を油絵風に塗る方法
・これは柔らかい刷毛を使いある特殊な塗り方により着色しています。
この塗り方はまた別の機会に記事にして行きますね!
・この方法に慣れると非常に淡いグラデーションを部分的に進める事が出来る。
注意点は
・刷毛の水分量の調節
・毛先がぱさぱさになってきた頃合いに塗り広げて行く。
画面がマダラになるようにグレーズしていく方法
・上の画像は着色した後、乾く前に布などで部分的に塗った絵の具を吸い取ります。
そして乾いた後また上から違う色を画面全体に塗りグレーズ、そして乾く前に又塗った絵の具を部分的に吸い取り除去します。
そうする事で色々な色の層が表面から見え
1度に色々な色を落とし込むより
奥深い色合いが見れるんじゃないかと思いました。
テストのメリット・デメリット
デメリット
・デメリットを挙げるとしたら、すぐ本番に向かえば要らない時間と労力、それにまつわるお金(絵の具代や紙代など)などを使わなくても良い。
・メリット
・テストにより安心、確認が得られる
・本番では試しにくい事も気軽に試せる
・本番では得られない結果も生まれやすい
・描こうとしている作品の問題点が発見されやすい(構成や色)。
・こんなテストもあり!
・これはね、ある人が自分の描いている絵のノートを見せてくれたんやけど、その水彩画用のノートの中にはびっしりとテストの絵ばっかりがのっていました。
しかもそのテスト作品の大きさは全て横10センチ縦15センチくらいの大きさに統一されていてびっくりしました。
その時に
「あーそうか別にそこそこの大きさじゃなかってもこんな小さい大きさの物でも充分、色や構図なら確認できるもんなー」って思った。
ので今回から上の画像(10センチの正方形)をやってみました。
以上でテストに関しての記事は終わります。
つづきは・・
ではまた!
最後まで見てくれてありがとう。
いい歳のとりかたについて個人的に思う事!
今まで経験してきた事や、
体験してきた事などを
自分の中でしっかりと受け止めて理解し
いつでも必要な時に引っ張り出せて
目の前の出来事にあせらづに対応できるようになってる人をみるといい歳のとりかたしてんなーって思う。
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