実はムンクの叫びは4部作
こんにちはー和人でーす!!
僕はアクリル絵の具を使って
絵を描いていますが
絵を描き始めた人にとって
道具選びって楽しいけど、ヤッパリ
難しい所もあると思うので
簡単ではあるけど
僕の持っている物を
紹介をしていきたいと思います。
絵の具
僕は、ターナーのゴールデンのアクリル絵の具を使っています。
リキテックスと同じように豊富な種類の絵の具やメディウムがあり、使いやすいです。
自分の持っている絵具の色見本表を作ると、
それぞれの色の特徴がチューブを見るよりも分かり易くなり判断がしやすくなる。
色見本を作る事の利点
・色見本として目で全色見えると、
色を選ぶ時に、非常に便利で役に立ちます。
・色見本が無いと、
つい、いつも使い慣れてる色を選びがちになる所が、
目で見て確認が出来るのでより良い判断が出来ると思います。
・混色する時もイメージが湧きやすい
(チューブ=20mlを使っています)
絵の具の値段は店や絵の具の種類で変わってくることが有り、鮮やかな色はそうでない色に比べ値段は高めになります。
ゴールデンは他のメーカーと比べて、
大体真ん中あたりの値段なんですが、
安い絵の具を選ぶと、画材屋さんの話では
「色素の濃度が低いために色にメリハリがなく、
下地の色が透けて見えやすくなったり、
耐久性にやや問題がある」
ものも中にはあるらしいとの事でした。
高価な絵の具リキッテックスプライム
上の写真は僕が使っているゴールデンの絵の具と
リキッテックスプライム(ゴールデンより値段高目で乾燥後も色の発色が変わらないというのが売り文句)の乾燥後の色の違いなんですが
正直ほとんど変わりませんでした。
ただし今回試したのは自分が使っている物の中からゴールデンにも同じ品名の色の絵の具を持っているものだけなので
絵の具って色によって様々な特徴があるので他のプライム絵の具に関しては分かりません
そしてこの上の画像は
ディアリライド イエローという色の
・完全に乾いた後(画像上)
・塗直後(画像下)の色の発色の
違いを表したものです。
下の方が発色が良いのが分かると思いますが、
アクリル絵の具の特徴で時間が経つと色味が少し落ちます。
いろいろな道具
パレット
・パレットは100均で買った陶器の物を使用してます。
・アクリル絵の具は、乾燥すると耐水性になって、
非常に落ちにくいです。
・陶器のものは絵の具が十分水に浸かるようにしてからラップをしてCDケースで蓋をして一晩中置いておけば、次の日には
ペロンっとはがれやすくなるのでオススメです。
(陶器の皿の中が蒸した状態が良い)
・僕は制作中、絵の具の乾燥防止の為、
CDケースにウエットティッシュをテープで固定した物を、
パレット皿の蓋にしています。
これの利点は使い回しが効くのでゴミが出ない事と、
霧吹きで水分をよく吸収させておけば丸一日は保存がきくので助かります。
筆
・筆はアクリル絵の具がしっかりとキャンバスに乗るように、
出来るだけしっかりとした物を選んでいます。
平筆よりもフィルバートの筆の方が
何かと使いやすい。
10,12号辺りが有れば良いかなと思います。
エアーブラシ
・エアーブラシは広い範囲でグラデーションを利かしたい時や
ある特定の場所に筆跡を出来るだけ残したくない時等に使っています。
霧吹き
・霧吹きは単純に、パレットに水分が欲しいときや
画面に水分を均一に乗せて、
アクリル絵の具で、水彩画で使うウォッシュの技法を使う時によく使います。
スポンジ
・スポンジは筆では出せないある特定の
テクスチャーが必要なときに使います
2,3種類の物を使い分けています。
綿棒
ある特定の狭い範囲の塗り終わった場所の水分や絵の具を取り除くのに使っています。
マスキングインキ
・マスキングインキはその名の通り、色を乗せたくない場所などに使います。
・2種類持っていますが、だいたいペンタイプをよく使います。
・僕の場合はキャンバスにスケッチをトレースした後に必ず使います。
つまり絵の描き始めに使うわけです。
ただ僕は一枚の絵を仕上げるのに3か月以上かかります。
なので人物を描き始めるまでの2か月間、マスキング液の上に絵具やメディウムが乗ったままだと、いざマスキング液をはがす時にうまく剥がれないので、結構こってりと塗っています。
・そして、他のメディウムなどが付いた時なんかはさっと
マスキングのラインを拭き取るようにしています。
・瓶タイプを使う時は筆を使うのですが、そのまま使うとすぐに筆が痛むので、
使う前に薄い石鹸水に筆を濡らして今度は石鹸水をしっかりと落して使い、
使い終わったらまた石鹸水につけて、よく絵の具を洗い落としてください。
忘れてはいけないことが一つあります。
・容器にも書いてあるけど使う前に容器を2,3回振ってから使って下さいね。(長い間使わずに置いておくと固まる為)
モデリングペースト パミス(サンディ)
・主に下地作りに使ってます
絵を描き始めて数年間は使っていなかったのですが、自分の絵になんか物の足りなさを感じ何とかしたいと思い何種類か試した後、テクスチャーがつけ易くにじみ効果に適していたパミス(サンディー)を使う事にしました
・パミス(サンディー)自体が灰色味を帯びていてザラザラした質感が特徴のメディウムです
キャンバス
・キャンバスは主に綿の物よりかは高いけど麻の物を使っています。
・安いキャンバスはたとえいろいろなテクスチャーに耐えられるように作られていたとしても絵の具の接着度合や時間が経つにつれて劣化や変色などの、耐久性に疑問があるとされています
それぞれのキャンバスの違いを紹介しています。
以上がぼくが使っている画材の紹介です何かの参考になればうれしいです
ある絵画の教材に描かれていて気になった事が有ったので裏覚えですが紹介します
「すべてに共通するわけではありませんが、一流の芸術家の本や、継続して評価されている美術教本になれば成る程強く、絵を描く時のテクニックよりかは、精神論(絵と向き合っている人達(=鑑賞者)に何を伝えたいか、その為に自分はどんな表現方法を使うか)にウェイトが置かれている様に感じます」
と有りました、すごく難しいけど、すごく感銘を受けテクニックだけに頼ることなく
やはり心も研ぎ澄まさなければいけないんだなと改めて思いました
最後まで読んでくれてありがとう
コメント
[…] をパレットのまま保存しておきたい時は、 密封して保存しておく。 その方法は 「自分の画材道具を紹介」でも紹介させて貰っていますが ただ今はその時に紹介させて貰った保存の仕方 […]
[…] 関連記事で「自分の画材道具を紹介」では僕が普段使っている 絵を描くために使っている道具を詳しく書いているので 良かったら参考にしてください。 […]
[…] します。長く置いておけばおくほど簡単に落ちるで。 和人 関連記事の「自分の画材道具を紹介」では僕が普段使っている道具の紹介をしていますが、自分で言うのもなんやけ […]
[…] 密封して保存しておく。 その方法は 「自分の画材道具を紹介」でも紹介させて貰っていますが […]