今回はジェルメディウムを使って色々試してみよーの続きのPART2です。
下地のマチエールの作り方や、
ジェルの接着力の強さを使い、混ぜ物をして下地に使ってみたり、
ジェルが乾く前に型を押し付けて、面白いマチエールを作ってみたり、コラージュに使ってみたらどうなるのかっていう事を試してみたいと思います。
・ジェルメディウムのマチエール作り
ジェルメディウムに型を付けるパターン
このマチエールは・・
①まず背景の紫の上にマットメディウムを厚めに塗る
②14~5分待ち、指で触って確認する
③表面が乾き、中は半乾きの状態(僅かに柔らかい感触が残っている)で、
上から網を強く押し付ける
④完全に乾いてから、色を塗る
半乾きの状態で網を押し付ける(③)
この状態で乾くまで待ち、乾いてからイエローを塗ってみました(④)
ツヤのある半透明のカドミウム イエローミディアム
手前は絵の具を多い目に塗り、奥は水多めです。
ジェルメディウムにフィルムを混ぜ込むパターン
①適当にカットしたフィルムにそれぞれに色を着色して乾かしました。
②ジェルメディウム(マット)に混ぜ込み塗り込みました。
・乾いた上から色を塗ってみた!
・ジェルメディウムのコラージュ
・ジェルメディウムの接着力を試してみるために
いつも絵の具を拭き取る布の切れ端を使って試してみます。
・布を適当に切って接着面と周りにもジェルメディウム塗りつけて支持体に貼り付けます。
・部分的に立体感を出したかったので、ジェルを塗らない部分も残しておきました。
一日置いた状態でどれくらい強く就いているのかを試してみました。
指で持ち上げたり軽く引っ張ったりしましたが大丈夫
・僕がジェルメディウムを使い気付いた事
・ある特定のポイント部を目立たせたいなら「マット」より「グロス」の方がツヤによって目立たすことが出来やすそう。それとまわりを「マット」にする方が視覚的にも見やすい。
・もしも本気でこの「グロス・マット」を常に使うとするなら
もっとシビアにメディウムの量を調整して使う場所や量を理解していけばもっと
メリハリの利いた画面構成が出来るだろう。
・今回のマチエールの課題は簡単に分かりやすい内容で伝えたかっただけなんで見本的には良いと思うけど、もっと探せば色々と面白いマチエールが作れそうや。
(例)木肌のマチエールを出したかったら実際に材木屋さんで木材を貰ってきて「メディウム」の上を転がして乾いた上からいろをぬればいいやろうし。
(例)レンガの雰囲気を出したかったら上と同じようにレンガを用意して押し付けたらできる。
以上でメディウムに関しての記事は終わります。
「知ってたあなたの思いを形にしてくれるメディウム達を」
ーここではつやを出したい時とか、厚塗りをしたい時にはとか絵を描いていて何かに困った時にはどのメディウムを使えばいいのかの解説をしてるよ。
「ジェルメディウムを色々な支持体に塗って絵を描いてみた」
ーここでは色々な支持体にジェルメディウムを塗ってから絵を描いた時の支持体ごとの違いを記事にしてみたよ。
「ジェルメディウムの様々な使い方PART1」
ーメディウムマットとグロスの関係性や併用のヒントを記事にしてみた。
「ジェルメディウムの様々な使い方PART2」
ーここではなジェルメディウムでマチエールを作ってみたり、コラージュとして使えるのかとかの検証をしてみた事を記事にしたで。
ーここではインパストの事なんやけど筆を使った時、ペインティングナイフを使った時の違いや
ジェルを入れた時と入れなかった時の雰囲気の違いを記事にしてみた。
「必読!あなたの目を生むメディウムで画力向上を目指そう」
ーここではな一体メディウムって何なのとかなんでメディウムを使うのって所の話をしてるで。
「驚!楽!!ジェルメディウムの様々な使い方PART1」
ーこの記事ではグロスのジェルメディウムの中でのマットや、マットのジェルメディウムの中でグロスを使う事のメリットやマットとグロスを併せて使う場合のメリットなどを記事にしています。
「驚!楽!!ジェルメディウムの様々な使い方PART2」
ーこの記事の中ではジェルメディウムを使いマチエール作りや、
コラージュ作りに取り組み、その結果の分かった事を記事にしています。
「強くなるためなら負けったっていい!」凄くいい言葉だ
ありがとうございました。
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。
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