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【動画】3種類の筆の特徴!セーブル、ナイロン、リセーブル筆の違い

和人の作品集「いつまでも」より

こんにちは和人でーす!

なんだかんだ言っても絵を描き始めた最初のうちは、筆選びって難しいですよね!
そこで今回の記事はタイトルにもあるように、

・セーブル(天然筆)
・リ・セーブル(混合筆)
・ナイロン製

筆の値段や特徴の違いが分かれば
今の自分の環境や、これからの使い方を考えて決めていけば、買うときに迷わなくっていいんじゃないのと思い
テストをして感想をまとめてみたので、この記事を読めばもう3種類で迷はなくっていいと思います。
後は、3種類の筆の中でどの大きさのどの形を買うかを決めてお店で選んでいければいいかなと思います。

(以下に紹介するセーブルとナイロンの筆に関しては僕が通っている京都伏見のマルエイさんで開発されたもので筆にマルエイと英語の印字が入っています。)

 

3種類の筆の解説!

  • セーブル(天然筆)
    ・いわずと知れた高級毛を使った筆。
    天然の動物の獣毛を使った筆で柔らかく、適度な弾力があり水彩やアクリル絵の具にも向いている。
  • リ・セーブル(混合筆)
    ・セーブルに似せようと特殊加工された化学繊維と天然の動物の毛の混合筆。
    使いやすくセーブルより比較的安い値段で手に入ります。
  • ナイロン製
    ・読んで字のごとくナイロン製の人工の毛です。
    弾力があり、絵の具離れが良く天然物に比べ、寿命は短いけど格段に安い値段で手に入れやすい値段で買う事が出来るよ!

次は気になる値段について!。

ヒィルバート10号の場合(特定の店舗の値段)

左からセーブル/リ・セーブル/ナイロン

左から順に
セーブル(コリンスキー)
・2258円

リ・セーブル(ナイロン+リス毛)
・1100円

ナイロン製
・627円

リ・セーブルにはナイロンとイタチの混合もありますが値段は少し高めになっていましたね。因みに僕が良く通う店では1700円でした!リス毛よりも少し弾力があります。

毛先の硬さ

  • セーブル(コリンスキー)
    ・適度な硬さがあるけどやわらか目。
  • リ・セーブル(ナイロン+リス毛)
    ・セーブルと同じく扱いやすい柔らかさ。
  • ナイロン
    ・弾力がある。

*ナイロン製は人工の物なので筆の同じ特徴を持ちながらも毛先の弾力は数段階の違う製品が取り揃えてある店舗もあります。
自分の表現に合ったものを選ぶためにも実際に店舗に足を運び触って選ぶことをお勧めします。

動画で違いを見てみよう !

上の画像をクリックするとみることが出来ますよ!!
約20分ほどの動画になっています!

画像で天然、混合、ナイロン製の筆の違いを紹介!

下の画像を見てください!

・それぞれの筆に絵の具を十分につけて乾燥した水彩紙の上に
横線を描いてみたものと
それぞれの筆で四角に塗りつぶした画像を用意しました。

・塗ってみた感想は、それぞれとても描きやすくて、好感触です。
ナイロンの筆であっても塗るということに関しては、全く遜色なく他の筆に負けない筆運びが出来ます。
・平面の四角に塗った時も全く他の天然筆や天然とナイロンの混合筆

和人
上の横線は水分の量が少ないけれど下に紹介するものを見てもらえればもう少し違う視点から筆の特徴を理解して貰えると思います。

水の含みを重点に一筆書きで表現!!

4本のピンクの線のうちの上の2本はリ・セーブルのリスとナイロンの混合筆の一筆描きで線を描いたものです。
その下の2本はナイロン製の筆の一筆書きの線です。
どちらも一筆描きですが筆の水分の含み量が全然違うために擦れてくる位置が全然違う事に気付いてもらえると思います。

葉っぱを描いて違いを確認!!

画像を見てもらうと分かると思うんやけど、別に僕の字が汚いくらいで後は別に変わらなかったですよ!

和人
ナイロン製もセーブルもどちらも描きやすくて使いやすいね!

ただしここで思うのが動画の中でも言っていたと思うんやけど、
セーブル(天然)とナイロン製の値段が違うのにはやっぱりそれなりの理由があるんやね。
それについてはまとめで紹介しますね。

まとめ記事

今回の記事で高価なセーブルの筆とリーズナブルなナイロン製の筆の違いを線をひいたり、平面、葉っぱを描いてみたりと試してみたんやけど、
その中で分かったことと、今までの経験で知っていることをまとめ記事として解説しますね。

天然筆のセーブルの良い所

  • 毛先のまとまりが良い 。
  • ナイロン製に比べて消耗が少ない。
  • 水分の含みが良い。

天然筆のセーブルの悪い所

  • 高価!。
  • アクリル絵の具の特徴の速乾性を考えると
    すすぎ忘れの為に筆を痛めてしまうリスクがある。
    (セーブルの筆の悪い所ではないね!)

ナイロン筆の良い所

  • 大量生産が出来るので安価で手に入る。
  • 絵の具離れがい良いため手入れがしやすい
  • 適度な弾力がアクリル絵の具に向いている。

ナイロン筆の悪い所

  • 摩耗により擦り切れて変形しやすい
  • 筆自体の寿命が天然に比べ短い。
  • 水の含みが天然物に比べあまり良くない!

水分の含みの違い

  • 記事の中の一筆描きの画像にあるように、リセーブルの筆とナイロン製を比べても違いがはっきりしているのが画像からよくわかると思います。
    やっぱり獣毛の方が長く描き続けることができるんですよね!。(テストした分にはセーブルリ・セーブルもその点に関してはあまり違いは無かった。)

    細かいラインを引くときでもその筆によっての違いはほとんど見られません。
以上の事から僕が今から絵を描き始めますって人にお勧めするのは、
ナイロン製の筆をお勧めします。
そしてもっと本気で絵を描く道を選ぶのならリ・セーブルが良いかなと思います。

やっぱりセーブルは高いからリ・セーブルで十分だと感じます。
*但しリ・セーブルもナイロンが混ざっているために毛先が跳ねてくることはありますよ!。

ではこれで3種類の筆の解説を終わります。
本当に最後まで見てくれてありがとう!!

このサイト「夢画途中」の全ての記事はある特別な思いの中書いています。少しでも気になってくれた人は「トップページ」を見てやって下さいね~。

アートイベントがあったフランス滞在でこれから画家として生きていくために気付き教えて貰ったこと感じた事を記事にしました。
僕がフランス滞在で思った事、教わった事!!」もよろしく!
 
和人の一言

今回はあなたに贈る一言

和人
これからの自分の未来を変えられるのは自分だけ。

だから、頑張って楽しんでみよう自分の人生を!。

 
 
和人
最後まで読んでくれてありがとう
 
 
 

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