僕は今までこのブログを通して
色彩や構図に関して勉強し
色彩や構図の工夫により人の心を掴むことが出来るんじゃないかと
ここ最近取り組んでいます。
まず構図に関しては
- 構図とは
- 構図を考える意味
の中で、なぜ構図をもっとしっかりと考えるべきなのか!
構図作りを怠ると
伝えたい事も正しく伝わらなかったりする理由や、
構図作りは、魅力的な絵にする武器の一つ
なんだと勉強してきました。
そして構図作りの基本である
- 三角構図
- 三分割法
ではより魅力的な画面作りにする為に
上のこの2点について勉強しました。
そして人が色彩に持つイメージに関して
人はその時の精神状態や体調で
心に惹かれる色が変わると言う事と
どんな色に惹かれるのか!
そして色が持つイメージについて
記事にして来ました。
色の持つイメージが分かったところで
今度は配色によりさらに描き手の思いを
正しく絵を見てく人に届けるための配色の基本のキを
勉強したいと思います
色相とは赤・青・黄といった色味の性質の事で
色相は主に赤・橙・黄・緑・青・藍・紫等があります。
そして色相の変化を順序立てて円環に並べた物を色相環といいます
(色相環を創ったのはアイザック・ニュートン)
ここで勉強したいのは、ある特定の色と
どの色が相性が良くて、バランスよく画面に収まるのか、
つまり調和するのかと言う事です。
この色彩配色を理解して画面構成をすることで
人の心を少しでも掴める絵に
一歩でも近づく事が出来るんじゃないかと思っています。
アメリカの色彩学者のジャッド(Deane B. Judd)
が唱えた4つの色彩調和論の中に
・秩序の原理
・なじみの原理
・類似性の原理
・明瞭性の原理
というのがあり、
今回の記事ではその4つの中の
「秩序の原理」についてみて行きたいと思います。
ある特定の色を引き立たせるためには、
どの色を配置するべきなのかが分かると思います。
では色彩の基本を見て行きましょう。
類似色相
ある特定の色と、色相環上で
角度にして30°~45°程の隔たりがある色相を
「類似色相」といいます。
特徴としては僅かな色の変化
により統一感があり調和がとり易い。
(登場する絵は個人的に選んだものです)
聖山アトス — オーソドクス教会のヴァチカン
1926年、405 x 480
この絵はサイズ的にはそんなに大きくは無いのに
不思議と凄くスケールの大きさを感じます。
正直凄い神秘性が伝わってきます。
それでいて色味的に寂しくもないもんなー
1904年 76×69cm |
パステル・鉛筆・厚紙
凄い静寂を感じ、寂しさも伝わって来るけど
色味のせいか暗くなり過ぎていない感じで
調和がとれていいるように思う。
隣接色相
ある特定の色と、色相環上で
角度にして15°程の隔たりがある色相を
「隣接色相」といいます。
「類似色相」に比べて
まとまりのある画面になりますが
変化に乏しく、一般的に同系色といわれる事がありますね。
こちらはヤングオジサンというブログに載っていた写真です
色相環で見ると隣り合う色なんだと思うんですが
僕は非常に好きです。
変化に乏しくなんかなってないやん!?
補色色相
ある特定の色と、色相環上で
対角線上にある色同士で
角度にして160°~180°程の位置関係にある色相を
「補色色相」と呼びその色同士を並べた時の
色の組み合わせが
最もコントラストが高いとされています。
(お互いに明度差が無い時はハレーション現象で
目がチラツク事があります。)
ある特定の色を目立たせたい時には
効果を発揮しますね
わし和人の絵しか見たことが無いから、なんか新鮮や!。
対照色相配色
補色周辺にある色の事で色相環上で
離れた位置関係にある色同士で
角度的に120・135・150°の配置にある
色同士が互いに引き立てあう。
反対色とも呼ぶらしい。
いかがでしたか
以上が色彩配色の基本のキです
この記事で少しでも
貴方の描きたい物が魅力的な物になればめちゃ嬉しいです。
僕はこれから自分が描く絵には
構図を武器にしよう!魅力的な絵画の構図作り-1
とここでべんきょうしたしきさいを、こうかてきにはいしょくし
すこしでも人の心を掴めるえにちかづけたいと強く思いました。
最後まで読んでくれてありがとう。
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を見てください
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