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特選!目からウロコ!アクリル画の道具で困った時の豆知識

こんにちは。

とーとつですが・・・

僕は野球はあまり・・というか、ほぼ観ません。
サッカーは好きなんですけどね。

そんな僕でも、大リーグで活躍した『イチロー選手』は知っています。
そして尊敬しています。

ところでイチロー選手は、道具をとても大切にする選手として知られています。

ヒットや四球の後でも、バットを丁寧に地面に置いてから一塁に向かいます。

以前イチロー選手が小学生の子ども達に野球を教えた事がありました。
その時、小学生が「どうやったら野球が上手になりますか?」と質問したところ、
イチロー選手はこう答えました。

「バットやグローブなどの道具を大切にする事だよ。」

道具をいつもきちんと使えるように準備しておくこと。
そして、道具に感謝すること。

イチロー選手は繰り返しそう言っています。

このイチロー選手の言葉は、どの世界にも通じることだと思います。

もちろん絵描きの世界でも。

アクリル絵の具というのは、乾燥が早くすぐに固まってしまうので、
良い面もあるのですが、なかなかやっかいな奴でもあります。

この厄介な性格のせいで、道具を無駄にしてしまった事はありませんか?

捨ててしまうのは簡単なことですが、
道具を大切に、出来るだけ長く付き合うために、
目からウロコ!な豆知識を、ぜひぜひ伝授したいと思います。

絵の具がカンカンに乾いたパレットを助ける方法

アクリル絵の具の特性は「ほぼ何にでも描けて、乾くと耐水性になる」ことです。

言ってみれば、「パレットに描けて、乾くと取れない」ということになりますね。笑

早く乾くアクリル絵の具はサクサク描けて便利ですが、
パレットの絵の具さえも容赦なく固めてしまうので、
ささっと素早く描ける方ならともかく、
僕のように、長い長ぁ~い時間をかけて描く場合、
乾かないような工夫が必要になります。

僕はパレットに陶器の小皿を使っています。
そして、小皿の2周り程大きい板(僕は要らないCDケースを利用)を用意します。
それに柔らかい布を巻き、上からラップで包んで特性の蓋を作ります。

絵の具に霧吹きで軽く水分を与えておいて、
先ほどの蓋をして、上にちょっとした重石をおいておけば、
これで数日は潤いを保ってくれます。

ラップをすればよいのですが、それだと使い捨てになってもったいない&ゴミになるし、
ラップで小皿をふさぐのも剥がすのも、結構面倒やったりする。

なのでこの蓋があれば、簡単に開け閉めできて密封できるいうワケです。

でも時には、

その存在を忘れてしまうこともあります。
ガーーーン!「うっかり」です。

気付いた時にはカラッカラに。

そうなると絵の具の方は「おだぶつ」となるわけですが、
大切な相棒のパレットをすぐになんとしても
救出しなければなりません。

GOCHA
 変なドラマでも見たんか?大切な相棒のパレットとか言ってますけど。

まず、乾いてしまったパレットに、
絵の具がひたひたに浸かるまで水を入れてやります。

GOCHA
 また無視かい!!!

そしてその大切なパレットを包むようにやさしくラップを巻いてやってください。

GOCHA
 うげーキショイ!!包むように優しくやって!!!

夏場だったら一日置いておくだけでラップで包んだ
お皿の中が蒸れてきて絵の具が剥がれてくるので結構楽に取る事が出来ます。

絵の具でガチガチに固まった筆を解放する方法

す、すまぬ・・・

パレットの次はキミか・・・

冒頭で、イチローさんの言葉をあんだけ語ってたのにな。

GOCHA
「うっかり」か?
また「うっかり」なんか?
MACHA
 ゴチャおじちゃん、和人おじちゃんはもう歳やねん!セミで言うたら5日目辺りやったと思うで。

コホン・・と、とにかく。

このガッチガチになった筆、水道でどんなに流してみても、
ビクともしません。

「もうあの頃の綺麗な姿には戻れないのか?」
と悲しい思いをした経験のある方は多いのではないでしょうか。

GOCHA
 多分そこまで思う人いーひんと思うで!
MACHA
ウチもそう思うわ!絶対にいーひんわ!

さて、それでは今から、この筆をガチガチの絵の具から解放して
かつての姿を取り戻してあげましょう。

まずバケツ(筆洗器)にぬるま湯を入れ、
石鹸を溶かして石鹸水を作ります。

そこにガチガチに傷ついた大切な筆を浸します。

1時間後、そこから取り出し、
指先でモミモミと優しく揉んであげます。

するとほら、カチカチの筆がだんだんほぐれていきます。

そしてきれいに汚れた絵の具を落とすことができ
かつての綺麗な姿を再び見せてくれます。

あ、ただしこれは最終手段にしましょうね。
水に長く浸して置くこと自体、あまりいいことではありませんから。

筆がいつまでもあなたの美しい相棒でいるために

「よっしゃー!描けた~!!」

ひと段落して、持っていた筆を筆洗器で「じゃぶじゃぶじゃぶ」

ああ~疲れた。

ゴロンと横になったが最後。
そのまま数時間、夢の中。

筆は、
僕の大切な相棒は、筆洗器の中で折れ曲がったまま、
大量の水分を無理やり取らされ続け、
僕が目を覚ました時には、かつての美しいラインは微塵もなく、
膨張し、亀裂が入り、すっかり変わり果てていました。

MACHA
 無理やりとらされ続けって、無理やり取らしたんは 和人おじちゃんやん!しかも3本も!!

作品の制作中であっても、しばらく時間が空く場合は、
筆の絵の具を取り除くことだけではなく、
筆洗器につけたまま、濡れたままにしないで、
水分を軽く取ったら横に寝かした状態で、穂先を整えて置きましょう。

長く付き合える筆の選び方

通常アクリル絵の具にはナイロン系のある程度しっかりしたものが良いでしょう。

水彩画のように、水を多く含ませて、長く画面上で描画をしたい場合は、
セーブルやコリンスキーの毛がオススメです。

しっかりとした質感を感じる油絵のような表現をしたい場合は、
弾力性と耐久性のある豚毛が良いと思います。
画面上に確かな筆跡を残す事ができます。

他にも、筆選びに関する記事がありますので、
合わせてご覧ください。

大丈夫その筆選び!パート1
「大丈夫その筆選び!パート2

大切な事は、あなたが

“どんな絵を描き上げたいのか”
“どんな表現がしたいのか”

ということです。

そして筆選びで大切なこと。

それは、『良い筆を大切に長く使う』ということです。

筆は安価なものもありますが、
安いものを買って「安いから」とテキトーに扱い、
ダメになったからと捨てるのならば、
少し高めの筆を思い切って買いましょう。

品質の良い筆は、後処理をきちんとすれば、
とても長くもちます。

大切に使い、より長く付き合っていってください。

筆に見切りを付けるその前に

大切に大切に扱ってきた相棒も、
とうとう寿命がやってきてしまいました。

お別れの時です・・・泣

ちょっと待った~!!

メインの筆としては使えなくなりましたが、
まだまだ利用することができます。


例えば穂先が短くなってしまった筆や、
穂先が開いてしまった筆でも使い方によっては
捨てずに新たな役立たせ方が有ります。

それは、〇〇専用の筆、にしてしまう事です。

穂先が短くなってしまった筆は、結構シッカリしていたりするので
強い印象を与えたい場面や、岩肌などにゴツゴツした雰囲気に使えたりします。

チューブに入っている絵具を最後まできれいに使い切る方法

無くなりかけたチューブ入りの絵の具を押し出しても、
絞り出そうとしても中々出てこない時、思わず

「あーもーそろそろこの絵の具も終わりか―」って

呟いてチューブを眺めている時有りますよね。
でもまだ諦めないで下さい。

最後にこの方法を試してください!

絵の具が無くなりそうなチューブ

上の画像のように無くなりかけてもまだ諦めてはいけない。

・チューブの中に空気を入れた後、
下に向けてトントンと叩くと下に絵の具が溜まってきます。

・それでもまだ残っているはずだと言う
欲張りな貴方には(俺も一緒)

画像のように後ろを持ち
ブルンブルン振ってみて下さい。((笑))
まだ残っていたらこれで最後まで使い切ることが出来ます。

まだ納得が出来なかったら
最後はカッターかハサミで解体しちゃってください。

以上で困った時に役立つ豆知識でした。

最後まで読んでくれて本当にありがとう.

最後に一言
生きていて色々な事をしていると「失敗したー」ってよく聞きますよね。
でも最近思うんやけど、それって失敗じゃなくて

経験なだけやんね!。

失敗って、そこで何も得なかった人にとっては
失敗かもしれんけど
それを次に活かしていく人にとっては
それはただ単に経験と言う知識になるんだから。

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では最後にまたまた
絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。

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