出来るだけ、見てくれている貴方にも役立つ内容になるようにしています。そのうち動画も編集して何かの機会に出していきたいと思います。
元気ですかー!?
ついにルーブルアートショッピングが終わり、日本に帰ってきました。
5月位から仕事や制作に追われ
9月には2週間以上体調を崩し会社での仕事と家に帰ってからの制作に追われ新しい記事の更新に時間をとれませんでした。
作品の完成が出発の前日にやっと1回目の完成を迎える事が出来たくらいでした。
そんな中
フランスでは様々な出来事や体験をして
本当に充実した経験ができました。
そして今回は、上に出した完成画像の制作の流れを画像をもとに解説していきます。
動画も撮ったのですが編集が追い付かずまた別の機会に出します。
そして今回の作品は、初めて水彩絵の具とアクリル絵の具の併用、さらに水彩紙を使っての制作となったので本当に貴重な経験を制作を含めさせて貰うことが出来、本当に感謝してます。
そしてこの作品の完成までの記事が終われば次の記事では
・フランスでした凄い経験や、
・アートフェアや個展などに出す時の大切な知識、
・旅先でのハプニング
・旅行で役立ったものや、夢を叶える為に大切な事などを
お話していきたいと思います。
空の表現
・鮮やかさより少しの渋めさが欲しかったので、先にグレー色を
水彩多目、アクリル少な目で合わせて塗っておきました。
・淡い感じにしたかったので筆跡を残さないように刷毛を使った
・空の全体的な感じはこれ。
雲の縁取りを太陽を意識して白で縁取ったり、黄色に少し渋目を足した色なども加えて雲に太陽が当たっている雰囲気を出しています。
両側の扉の横のマチエール
。着色の順番的には両サイドの木製の扉から着色していくんやけど、先にマチエールを施しその上から木製の扉を着色していきたいので、順番的には一番外に来るマチエールを付ける所から。
・この両サイドに塗っている物は、僕の家の駐車場の壁の質感を意識してパミスサンディ―を塗っています。
両側の木の扉
・この門の木の部分には、テストの時にいい味が出て良い手応えがあったファイバーペーストを最初に塗って、後から着色しています。
・その様子が下の画像です。
・筆のファンを使い木の木目の雰囲気を出したり、最初に塗って盛り上がった所などをファンによって慣らしています。
・そしてこの門の部分で1番気を付けた事は光の当たっている感じや木の存在感をどうやって出せばいいのかをずーと考えたり、色々な画像を見たりして参考にしたりイメージを膨らませたりして表現していきました。
・左側の門の工夫した事
・鮮やかになり過ぎないように、補色を混ぜて少し渋目に。
・ここに至るまでに何回も塗り直している事で、色の層が重なり味が出ていい感じになっている。
・光が当たっている事で、全てをきっちり描くよりも潰して塗った方が良い感じに表現出来た。
・一番手前の板を細かく描き込むことで遠近感を出している。
・光が当たっていないこちらを向いている面も黒一色にしないで、赤味などを混ぜて空気感を演出している。
・右側の扉の工夫した事
・こちら側の門は太陽が少し顔を出しているって事で光の余韻を出すために太陽と木の重なり部分はハイライトの白で潰すように着色した。
・そこから広がるにつれて、小さなブラシを使って黄色、オレンジ系の絵の具を叩くように延ばしたり、水を多めに水彩絵の具の分量をアクリルより多くして、延ばすように着色していった。
・門は木の存在感が出るように木目も僅かに見えるように描いた。
今回の記事ではここまでにしてまた続きを投稿して行きたいと思います。最後にまとめを書いてみました。
まとめ
・全体を通してアクリル絵の具少な目で水彩絵の具多目で混色しています。
(例)黄色を使うなら、水彩の黄色多目でアクリルの黄色を少な目でって感じ。
ただし混色の仕上がりがオレンジ系なら、赤系のアクリル絵の具を混ぜていいですね。
・この風景のように遠近感の強い場合は最初にシッカリとしたスケッチを仕上げておくのが良いです。
でないと遠近感に違和感が出てしまうと、絵の質も低下してしまうので。
ではまた!
最後まで見てくれてありがとう!!
つづきは・・
ピカソの素敵な言葉を見つけましたので披露したいと思います
・必ず出来ると信じろ!
・限界を超えろ!
・「その時」を待つな!
・動け!
・正しく問え!
・ジャッジせず、隠された美を見つめろ!
・遅すぎる事なんてない!
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