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自分の枠を超えて!(技術の継承) PART4

和人の一言
人の心を動かすのは人の心である。
結局感動や怒り妬み、喜びなどから影響を受けて人は行動を起こす。
僕は自分の絵を観てくれた人に小さくても何かしらの影響を与えたい。

絆 -四葉のクローバー

では今回は
「自分の枠を超えて!(技術の継承)part3
の続きで
背景の着色

簡単なひび割れの描き方

について書いていきたいと思います。

 

まずこの下の画像を見てください。

「自分の枠を超えて!(技術の継承)part3
の最後の方で出している画像ですが、
大体の大まかな色のイメージが出せました。

元々僕自身もはっきりとした下地の
イメージがあった訳ではないので
ここから色々な事を試していきました。

GOCHA
 なかったんかい!!
どういうことやねん!!

和人
怖いです。

 

 

ここでは画面全体が濃すぎて暗すぎると感じたので
乾いてから全体に水を張って
自分の枠を超えて!(技術の継承)part3
で紹介したニュートラルグレー7を
画面全体に薄く塗ってみます。

歯ブラシで画面に色を全体に落としていく

ここでは、画面に少しアクセントを付けてみようとして
ニュートラルグレーを適当に落としてみました。

この様にたとえ失敗してもその失敗した事も
後で画面に味が出たりするので気にする必要は
全くなしです。

でも雲一つない空一面に
綺麗なグラデーションを描きたい時なんかは
こんな描き方はしませんよ。
今回は色むらがある方が良いので。

 

 

再度グレーを細かく落としています

和人
どうなるんやろ?自分でも分からん!!

白い部分はパミスです

GOCHA
色々やってるけど大丈夫なんやんな!?
やり直せって言ってきても嫌やで!!

和人
あんたに何が出来るん?

 

 

上から再度色を置いていきます

 

・ひび割れのヒント・

GOCHA
 あんたもう自分でも何してるかわかって無いやろ!!

ここで画面にシンプルなんがやっぱりいいと判断して全体に再度色を置いていきます

GOCHA
 え!! 形になってる !
しかも、ひび割れももう入ってるし
和人
すいません。ひび割れに行く前の画像が無かったんで
このひび割れは2枚上の画像の
色が濃くひび割れのように見せることが出来そうなラインが有ったのでそれをきっかけにして描いています。

このひび割れは今までの画像を
見てもらえれば見えると思いますが
うっすらとひび割れの元になるような
ラインが見えているのですが
分かりますか?

 

これは一番最初のパミスを
塗った時にパミスの量(濃度)により上から塗った色の
浸透の仕方が変わったり、
濃い色をマダラに散りばめたりして
残った色の変化をひび割れに使ってみる事にしました。

 

こんな風な画像を参考にしています

 

 

ひび割れの描き方

上の画像はこのブログを書きながら
絵をチェックしていたら、
この部分のひび割れが少し色が薄く感じられるので
これを機会に手直しをしてみたいと思います。

用意する物は
「自分の枠を超えて!(技術の継承)part3
で紹介した5つの色と下の画像の筆を使います。

2枚上に指さしている画像が有り
それを手直しするように描いていましたが
そこは太一とハナに近い部分なので
あまりそのあたりの印象を変えたくないので
変更して下の画像の場所を手直しする事にします。

GOCHA
 え~、もうそのつもりやったわ~
もうその口になってた。み・た・い・な・
和人
 ほー、 で?
GOCHA
 で?って! 

この指先の部分が少し薄いのでもう少し濃くしてみたいと思います。

まず中間の濃さの色でひび割れの形を
もう一度上から塗りました。
中間の濃さとはこの場合
ニュートラルグレー7
フタログリーン
フタロブル―の混色で暗すぎず明るすぎない少し暗めの色で窪みの形を取ります。

 

 

上からの光を意識しなければいけないので
ひび割れの上のラインの下に黒を含んだ色を
極細の筆で塗ります。
塗ったすぐ後に手早く青い柄の付いた筆で
絵の具を下に引き延ばすように筆を動かして
影のように見せます。

この筆の使い方は他でもよく使うので
慣れておいて損は全然ないです。

今度は上からの光を意識して光の当たるラインに
グレーを細筆で色を載せますが
ここでも色が乾く前に素早く
青い柄の筆で引き延ばすように絵の具を伸ばしています
こうすることでひび割れて少し欠けて
角度が少し緩やかな部分を見せています。

こういう感じでどんどん角度などを考えながら
ひび割れを自分のイメージで伸ばしていって下さい。

 

それでは今回はここまでにして
最後にちょっと僕の小言を聞いてください。


 

和人の小言
全て個人的な小言です。
あなたは何かに夢中で取り組んでいた時に
ある時を境に目の前の取り組んでいる事に対して自分の技術が急に上がったと感じた事は無いですか?
僕は1度だけそれを感じた事があったんやけど
GOCHA
 えーー1度だけ―

和人
 そんな倒れんでも
後でよく考えたら急に自分のスキルが上がるっておかしい!?
いやおかしい訳はないけど、
誰かに技術的な事を教わってそれを実践した結果とかあるわけやから。
でもその時の自分にそのパターンは無く。
じゃぁなんなんやろう?と考えたら
自分がどこまでのレベルで仕上げれば満足するのか、
レベルがいつもよりも高かったからなんやろうな、と思った。
つまり結果的にも技術は上がったんやけど
その前にまず心が先に欲しがっていたって事。
だからこれからもいつも満足したければ
もっと貪欲に求めなアカンって事やし。自分のした事に正直に心から満足してなければ、
それを見てくれている人を満足させられる訳ない。
和人
最後まで読んでくれてありがとう  

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