絵を描き始めようと思っても、
一体どんな絵の具や、
支持体(絵の具を着色して行くもの)、筆、等々
色々あり過ぎて迷ってしまうやんね。
そこで曲がりなりにも約20年以上絵を描き続けてきた
僕が絵を描き始めのあなたの
筆選びのヒントになればと思い
記事にしてみました。
アクリル画に向いている筆
「中沢和人の作品集」
上の絵は当然アクリル画なんですが
画面の下に描いている
大きな桜の花びらは水彩画のように
柔らかさが欲しかったので
その他の部分はナイロン製やその他の筆を使って描いています。
僕がナイロン製の筆を勧める理由
ーナイロン製の筆を勧める理由ー
・絵を描きはじめであるならまずは基本の筆を試そう!。
・各メーカーがナイロン製をアクリル画の為に出していると言う事。
・比較的安い。
・アクリル画の様々な描き方に対応出来るように作られています。
時に値段の高い筆も出来れば試してみて、何がどう違うのかを中途半端に選ばずしっかりと試してみよう。
様々な筆の形と用途
・フラット平筆
毛先が長いので多くの絵の具を含むことが出来るため、風景の空や、静物がの背景などを描くのに向いています。そして淵を使い線を引いたりする事も出来る。
・ブライト
フラットの平筆より穂先が短く刈り込んであるので、しっかりと筆の先に圧をかけて塗込めるので、
力強いタッチで表現することが出来る
・フィルバート(平筆)
最も良く使われる筆の一つだと思います。
そして丸みのある面に対して塗り込むのに向いている
・丸筆
見た目のとおり線引きや細部の書き込み、
ウォッシュをするのに向いている
・アングル
角度が付いている分、手首も楽だし小回りが利き使いやすい
ので線引きや面に対しても扱いやすいという印象がある。
人によってはこの筆で花びらの一筆書きをされている人もいますね。
・ファン
扇状に筆が開いているためブレンディングと言う2色の色の境界線を絵の具が乾く前にこの筆で馴染ませることによりもう1色を作るという技法がしやすいように出来ている。化学繊維の筆を使えばしっかりしているのである特定の質感を出すこともできる。
水彩画風にしたいなら
水彩画のように柔らかい印象の絵が表現したいのなら水彩画の筆のように水含みの良い筆が良いと思います。
油絵風にしたいなら
もしも油絵風にしたいと思うのであれば、
僕のおすすめの筆は「豚毛」がしっかりしているので
アクリル絵の具のようにこってりメディウムを混ぜて
描き込むことが出来ます。
最近書いた下の記事は
筆に関して人気のある記事で
20数年絵を描いてきた画家として
人にこの3点の筆の中から進めるなら「これ!」
っていう理由を動画と画像の中で解説しています。
【動画】3種類の筆の特徴!セーブル、ナイロン、リセーブル筆の違い
下の記事は20数年のキャリアの中で
結局使うのは「この10本の筆!」とその理由を
動画と画像で紹介しています。
動画で解説!画業20年以上のキャリアから、選ぶべきアクリル画の筆の紹介
を併せて読んで役立てて下さいね。
では、最後まで読んでくれてありがとう!
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください
コメント