こんにちは、元気ですか!
僕の方は今日も相変わらずめちゃ元気で頑張っています。
今回の記事はあなたは作品が仕上がり誰かがあなたの作品をぜひ買わせて下さいって言って貰えた時にどんな方法で大切な絵をお客さんに買って貰っていますかって内容の記事です。
僕の場合はジークレーという現在もっとも原画に近い再現性のある複製版画技法を使いお客さん大切な絵を販売させて貰っています。
このジークレーの良い所を今から解説していくので、お気に召しましたらぜひあなたもこれからの画家活動に役立てて下さい。
僕はジークレーは「京都のグラフィック」さんと言う信頼できる店で加工して貰っています。
そもそもジークレーとは
・そうジークレーとは何ぞやから解説しないといけないですよね。
ジークレーとはフランス語で色を吹き付けて色を付けていくって言う意味があります。
つまり「版」を用いないで作品を創り上げる最新の複製版画技法なんです。
もう少し噛み砕い方言い方をすると
原画を特殊な機械でスキャニングする事で、データ化して用意した用紙にプリントアウトするって事なんです。
・もともと版画技法は19世紀に発明された
石版を用いた
「リトグラフ」に始まり
20世紀に世界に広まり
アンディ―・ウォーホル等が積極的に使い出した
絹を介して印刷する「シルクスクリーン」
そして現在の版を用いずに印刷する
「ジークレー」が世界の美術界で一般的になりつつあります。
ジークレー制作の流れ
ジークレー作品が仕上がるまでの簡単な流れを解説すると
・まずはジークレー加工を取り扱っている専門店に原画を持ち込む。
↓
・原画からスキャニングを行う(データに起こす)
又はスタジオ撮影
↓
・出力(用紙や木枠・額装などの選択)
↓
・完成となります
ジークレーを使い出したきっかけと動機
・もともと僕は個展や依頼作品でお客さんに絵の販売を原画で行っていたんですが、それだと大切なオリジナル作品が手元から無くなってしまいうという事になっていたんです。
でもある人から、このジークレーという方法なら原画より安価で品質も安定しているから使ってみたらって教えてもらった事がきっかけで使うようになりました。
ジークレーを使う事でアーティストは原画より安い価格でお客さんに大切な作品を手渡すことが出来、お客さんにしたら原画よりも安い価格で高品質な芸術作品を手にすることが出来る訳だから両者にとって良い結果が得られると言う事でジークレーを使うようになりました。
ジークレーの質
上の2枚の画像はどちらが原画か分かりますか?
上段が原画の部分的な拡大写真
下段が印刷会社のグラフィック製のジークレの部分的作品
以前にA4でサンプル的に仕上がりの確認したかったので出してもらった物が残っていたので載せました。
なぜここまでジークレーの質が高いかというと
一つに1ドットの同じ位置に複数回、色を落とし込むことで極めて高い色の再現性を実現し、きめの細やかな色彩表現が可能となっているからなんです。
(ただし用紙との組み合わせによって変動あり)
ジークレーの耐候性
・用紙とインクの組み合わせにより約250年規模の耐候性をついに実現。
京都グラフィックさんの話では
「当社が採用している顔料インクは、用紙との組み合わせにより、高い耐水性と150~250年規模の高い耐光性を実現しました」
ジークレーの価格
・版を用いずに原画に近い作品を生み出すことが出来るので、制作に時間と価格を抑えることが出来ます。
・最初にスキャニング又はスタジオ撮影にはお金がかかりますが、後の仕上げ作業には、原画に比べれば比較的安価な値段でお客さんにお渡しできます。
まとめ
・スキャンはやろうと思えばジークレーを扱っていない店でも、スキャニングだけならやってくれるんですが、いざよその店でスキャニングをしたデータからジークレー加工をしてくれるお店でやろうとすると、色々と制約もあったり、上手くいかない事が発生してくるので、全てまとめてやってくれる店に任せた方がスムーズに作業が進みます。
・今まで原画の完成品にうえから大がかりな手を加えるって中々勇気がいる事でしたが、ジークレー作品だったら失敗しても原画は残っている訳だから失敗のリスクも少なくなる。
・ジークレー作品に手を加える事もミクスドメディアって技法になるらしい。
以前にも気になって一度描かせてもらった言葉があるんやけど、やっぱりもう一度あなたの心のどこかにとどめておいてほしい言葉があるので書かせて下さいね。
グラビアアイドルの倉持由香さんがインタビュアーの質問に答えていた時の回答ですの言葉です。
「仕事を切らさない方法3つ」
・SNSで事前に告知をしておく。
・相手の想像を超えるパフォーマンスを出す。
・御礼を欠かさない
以上です
・告知をしておき、来てくれたお客さんの想像を超えるパフォーマンスをみせ、来てくれたお客さんへのお礼を欠かさないこと。
・どれも表現者としては基本的な事ですね。
では最後にまたまた
自分のイメージ通りの人物スケッチが出来る様になるための
1分記憶からの記憶を頼りにスケッチっていう
「新たなチャレンジ!毎日スケッチ力を高める方法」内で新しく決めた毎日インプット・アウトプットの画像を良かったら見てください。
コメント