こんにちは、今回は「浮世絵から学ぶ絵画ー1」の続で
浮世絵の魅力から何か自分の絵に吸収できるものが無いか勉強していきたいと思います。
前回は1,2まで進んでいるので
浮世絵の魅力から始めたいと思います。
- 浮世絵が生まれるまで
- 浮世絵の製作工程
- 浮世絵の魅力
- 浮世絵が世界に与えた影響
- 浮世絵の巨匠たち
- 浮世絵から学んだ事
浮世絵の魅力
浮世絵は江戸の日常生活や風俗にはじまり人気のある歌舞伎役者、それに名所等にはじまり遺跡なども取り入れたりと庶民の関心を引き付ける物をどん欲に浮世絵に取り入れる事で、今も昔も多くの人に愛された絵画の総称です。
そして浮世絵がなぜそこまで愛されるのかのもう一つの答えは
間違いなく浮世絵が当時の人々にとってこれ以上ない情報源だったからなんですね。
何処でどんな事が起きているのか、どんな「遊び」、「関心事」等が全て浮世絵から得られていたんですね。
そして浮世絵の技術で凄いのが光の反射具合によって模様のようなものが浮かび上がる技術、正面摺りというものがある。
上の技術は浮世絵というものが手にとって見る物だから生まれたらしいです。
そう浮世絵は元々は手に取ってみる物なんですね
薄い和紙に摺られている物なので素手により大切に感触に触れ楽しむものなんですね。
因みに浮世絵に使われた絵の具は、米糊とウサギ膠を結合剤として加えた水溶性の鉱物か、または花、蘇芳、茜、紫根、刈安等の植物から採取した自然の顔料と臙脂虫などの動物染料のような天然由来の染料でした。
浮世絵が世界に与えた影響
19世紀末のフランスを中心にヨーロッパで浮世絵の魅力が広がりを見せ、日本文化芸術が一大ブームになりました。
そして文筆家のフィリップ・ビュルチィにより1872年に命名されたのがジャポニスム(英語表記ではジャポニズム)でした。
浮世絵の影響は当時の若手画家の
サロン絵画の古臭いセンスに飽き飽きしていた心に強い刺激を与えそして
彼らに「印象派」という新たな扉を開くきっかけを日本の浮世絵師たちがあたえたのです。
。
だってインターネットもない時代に遠い海の向こうに渡った浮世絵が印象派の礎のきっかけになったなんて。
同じ日本人としてめちゃ嬉しい。
浮世絵に影響を受けた画家たちに
ゴッホ、モネ、マネ、ドガ
ルノワール、ゴーギャン、ロートレック等がいます。
皆凄い人達。
そして浮世絵は絵画だけに留まらず
工芸品、建築物、演劇、書物やファッション等
多方面でその影響を残しています。
当時の西洋陶器にはなかった市松模様や金彩を使い日本の伝統的な装飾が施されている。
では今回はこれぐらいにしておきます。
最後まで読んでくれてありがとう
では最後にまたまた
「絶対にやるべき基礎デッサン」内で決めた目標の毎日10分デッサンの画像を良かったら見てください。
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