こんにちはー元気でやってますかー
今回の記事は僕がルーブル美術館開催のイベントに
参加させて貰った時のフランス滞在時に
周りの人や、世界中から集まった絵を見たりした時に今の世界のアート界の常識や
街中の風景を見たりして感じた事を自分の絵の中にどう取り込むのかや、悩みや喜びを綴った記事をかいてみました。
自分の余りの未熟さに夜中に一人泣いてしまう事もありました。
でも色々な事に気付かせてくれる本当に貴重な体験をさせて貰ったのでここに共有したいと思い記事にさせてもらいました。
この記事は我ながら非常に役に立つ記事が書けたなーと思っているのでぜひ読んでくださいね。
大変長い記事になったので、シリーズ①と②に分けて記事にしました。
イベントに出品する時は工夫も大切!
・作品をイベントなどに出品する時は
出来る範囲で高いランクの所に出品しようとした方が良い
簡単に言うと
近所の人や友人に向けた絵と
どこかの国の大統領に向けた作品では
そんな気持ちで制作したらアカンのやろうけど
やっぱ気持ちの入り方も違うでしょ!
それに伴って心の成長も必要だし、身に付く。
それともう一つ
大きな会場で他の人の作品や自分の作品を見た時に
「よわいなー」「食われたなー」
って思ったりした事ないですか?
淡い感じの絵や、優しい画風の時は特になりがちなんですよね。
その世界観を崩したくないと思う人も大勢います。
そこでイベントなどに出す時の工夫として出来るのなら次の2点を工夫してみたい
1枚しか出せないならインパクトのある絵をだすかインパクトのある事をする!
・会場内は沢山の人が居てすべての絵をじっくり見ることが出来なかったり
沢山の絵が展示されているので皆一つ一つにじっくりと鑑賞しずらいこともあります。
こんな状況では中々淡い感じの絵ではその世界観の良さに気付いて貰えない場合もあるんです。
でもインパクトのある絵も描く事が出来たら
これによってお客さんが見に来てくれた時に
「普段はこんな感じの絵を主に描いています」って
ポートフォリオ的な物を見せて
普段の自分の好きな世界観のある作品達を紹介させて貰う。
・そしてインパクトのある事をすると「お!」ってなり易い。
例えばライブペイントをしてみるとか。
実際フランスでも自分のブース内でライブペイントで見に来てくれたお客さんをその場で描きはじめるとすぐに人が集まって来てくれてましたよ。
同じ世界感のある絵を数枚を数セット出す
数枚をセットで出し、セット毎のコンセプトを紹介する文章を貼りだす事で、
その絵の世界観が見る人にしっかりと分かり安く伝わり受け入れてもらいやすい。
個展をする時に今!押さえておきたい常識
僕は今まで個展をやらせてもらった時は、プロフィールに絵のキャプションや絵のストーリと申し訳なさそうに絵の値段くらいしか出していませんでした。
でも人に教えて貰ったり会場で見た物に「はっ!」としました。
ここではこれから自分の個展をやる時にぜひ取り組んでいきたい事を紹介させて貰います。
・プロフィールって何?
これに関しては知ってると思いますけど、生まれや出身地、自分の略歴などを分かり易く簡潔に記述した物。
・コンセプトシートって何?
コンセプトシートって僕も初めて聞いたんですけど、
簡単に言うと「主旨」みたいなものであると思います。
言い換えると
「全体を通して貫かれている骨格となる考え方や発想となる観点」
例を出すと
和人のブランドコンセプト
・絵を描く事を通じて人生をより楽しく、彩り豊かにしたい。
・映画や小説、歌によって与えて貰った感動を自分の絵で人に与えられるような絵を創り上げたい。
・作品に対しては絵を描くというよりも創り上げる。
1枚の作品に対してのコンセプト(例)
・将来子供たちが大きく育った時にこの絵を見て自分たちがどんな事が好きで、どうやって誰と育ち今いるのかを感じて貰えるような絵であること。
・アーティストステートメントって何?
・自分という物を客観視して、どんな考え方をしてどんな信念を持って生きているのかを言葉で相手に理解してもらい、
自分という人間に興味を持って貰い画家も作品の一部であるという意識を持ち伝えるもの。
和人のアーティストステートメント
・スピリチュアル的な物に強い関心があり、人の魂は生まれ変わり次の肉体を借りて成長を繰り返していくもんなんだと強く信じている。だから今の自分を最大限成長させて死を迎え、次の人生をより魅力的な物にしたいと考えている。
自分にとって絵は身体の中にある強い感情を外に出す為に使う道具の一つ。
たとえ癒し的な絵を表現している絵であっても、強くその空間を表現したいと感じ絵に形を変えて表現されている。
全ての絵は色々なきっかけから絵になっている。
・誰かを応援する為にストーリを作ったり。
・何処かで見た色を使いたくてその色に合ったストーリを作ったり。
・誰かの仕草を見てそこからその仕草を形にする為にストーリーを作ったりします。
自分の中の強い感情をのせる為にストーリーを使いそのストーリーを本物にする為に画面設定を細かく決めて一つ一つを創り上げて一枚の絵にしています。
何処か物寂しい絵であっても、必ず希望や安心させる様な物を画面の中に取り入れられ、その絵の背景にあるストーリをも感じて貰える画面構成にされている。
・QRコードをどう使うの?
・これはすごく便利な機能で有効だと感心しました。
・QRコードの中にその作品に対してのコンセプトや制作工程等をのせておく。
・1作品毎にQRコードを付けてキャプションとセットで載せておけば
多分多くの人が写真にとってその場でも後ででも見てくれるだろう。
画風に対しての取り組み方
・今回フランスに来て海外の色々な多くのインパクトのある作品を見る中で、自分の作品の弱さを改めて感じました。そんな中自分の作品にコテンポラリーアートの要素を取り入れてみればインパクトが付くんじゃないかと思ったりしました。
でも、そんな考えがこれからの自分にとって大切な前進になるとはやはり思えず、
もっと日本的な、繊細な色使いを学びながら確かな存在感のある表現作りが大切なんだと多くの作品を見ている中で思いました。
その上でコテンポラリーアートの要素を取り入れてみるのはOKだと判断。
・常識的なその場の色使いよりもその場に合う綺麗な色を取り入れてみよう。
これは常識にとらわれた色使いだと面白味も新鮮さもなく味気ない画面になってしまう事もある。
そこで、その場に合う色を選択して構成して行く事で、魅力ある画面にする事が出来る一つの方法だと感じました。
まとめ記事
・フランスで色々な人や海外の絵を見てやっぱり世界は広く興味深いなと感じました。
そしてまだまだ自分の絵も未熟やし、QRコードをつかった見せ方ってものや自分の世界観をどう伝えるのかってことを凄く勉強になりますます絵画の世界に引き込まれました。
ではまた!
本当に最後まで見てくれてありがとう!!
「僕が芸術の街フランス滞在で気付いた事、教わった事!②」をよろしく!
絵を描いて来てそろそろどこかのイベントや公募展に出したりする時は
出来る範囲でいいので、高いレベルの所に出そう!!
なぜなら
心の問題なんやけど、近所のおじさんや友達に見せるのと、どこぞの大統領に見せるのでは気持ちの入り方も違うよね。
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